8月26日 火曜日 天気は曇り
ワタノー学校で先週の授業で「次回はテストするぞ」と宣言をしたのだが、本当にテストをするべきかどうか迷っているところがある。先週は欠席者が多く、特に2時からのクラスは半分も授業に出てきていない。ずる休みではなく、どうせ学校の突然の行事関係の招集を受けてのことだろうから、生徒たちに責任は無い。それなのにテストをするのはちょっと生徒たちに酷である。どうしたものだろうかと考え、結局1時からのクラスは予定通りテストをすることにして、2時からのクラスは先週の授業のやり直しとする。私としては教材を作成したり、授業の準備の兼ね合いもあるので、1時も2時も授業の進行度合いの足並みを極力そろえたいのだが、そろそろ限界があるようだ。
テストをすると言っても、テストも私の自作である。朝からパソコンを叩き、問題用紙を作成する。ひらがなの書き取り、読み取りを各10問ずつ、それから単語をタイ語から日本語と日本語からタイ語への書き取りを同じく10問、文章中の助詞の穴埋め問題を20問、さらに文章のタイ語訳と日本語訳を各2問ずつで構成する。フォームはエクセルを使ってだが、前回ゴジック体のフォントを使用したため、私の黒板で教えるひらがなの字体と異なり、読めなかった生徒が多かったので、今回使用するひらがなは教科書用フォントを使用する。さらに、タイ語も入力しなくてはならないのだが、どうも私の使っているエクセルはタイ語との相性が悪いようで、タイ文字の入力に苦労する。タイ文字と言うのは、ローマ字やハングルと同じ表音文字なのだが、音節を構成するのに子音の回りに母音を配置すると言う形式になっている。回りと言うのも実に、子音の四周で上下左右に配置される。しかも、そうして構成された音節の更に上部に音の上げ下げをつかさどる声調記号まで乗っかるので、一音節が上下構造から見ると地下1階、地上3階建てのようになっていて、エクセル入力時には子音や声調記号が表示されない。さらに、実際に印刷してみると、文字の階層がセルからはみ出してしまうのか、やはりプリントされない子音や声調記号があって、テストの問題を考えるよりも、エクセルでの作業に手間がかかる。
そうして完成したテストを、先週の復習を簡単にしてから、実施する。私のテスト問題は、単語についてはヒントを散りばめてある。ほとんどの日本語の単語は問題用紙のどこかにタイ語でヒントを書いてある。今回は助詞を埋める問題で、助詞抜けの日本語文の隣にタイ語訳を添えておいた。その文を読めば、その前に出てくる単語問題が解決できるようにしておいた。それでも、もっと生徒によい点数を取って欲しいので、さっき復習をして重要なまとめを黒板に書いたが、それも消さずに置いておくことにした。以前から気になっていたことだが、カンニングが横行している。カンニングをされるよりはこうしてヒントを散りばめて置く方が、公平で良いと私は思っている。テストで実力を測れなくても、問題用紙をよく読んだり、黒板のまとめを良く見て、書き写してもらうだけでも、日本語の初歩の勉強にはなるのだと思う。
2時からの授業は先週と同じことを繰り返して教える。今日はほとんど欠席者も無く、スムースに授業が進行できた。こうしてスムースに進行できれば、1回分の遅れなど早く挽回できるかもしれない。
昨日からホームページの作成を手がけている旅行会社のパソコンがウィルスに感染したと言う。夕方から行って様子を見ると、大した悪さをするウイルスではないようだが、ものすごい数のウイルスがいるようだ。MacAfeeと言うウイルス対策が入っているようで、これで検索すると二百個以上もウイルスが出てきた。しかし、ワクチンが機能しないようで、ファイルをデリートしろと命令がでる。命令に従って消していたが埒があかない。そこでノートン・アンチウィルスをインストールして対処させる。が、これとてウイルス定義のアップデートをしなくてはならず、ダイヤルアップ接続で更新をさせたら5メガのダウンロードに1時間もかかってしまった。まったく、遅くて仕方が無い。そして、ウイルスの処理をするが、先ほど盛大にファイルを消去してしまったためか、アンチウィルスでも処理できないものが沢山出てきてしまった。もう、これは明日に持越しするしかない。
朝食
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ご飯とキャベツ炒め。 |
昼食
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モチ米、春巻き、豚肉の串焼き。 |
夕食
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小屋がけ食堂の豆腐と野菜の炒めものとマカロニ炒めの玉子包み。
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