5月25日 金曜日
今朝もひとりで運動をしてお母さんの朝食用に鶏肉のお粥を買い、私は細麺のクオティオうどん。鶏肉のお粥は昨日私が買って食べたもので、味見を少ししたお母さんが気に入り、リクエストしたものである。優泰にもほんの少しお粥を取り分けて食べさせる。
朝食後すぐに幼稚園へ今日は優泰がお休みする事の連絡と、昨日の宿題を提出しに行き、アパートへもどるとそのままPCに向かう。
午前中の作業を順調に1時間ほどして、1階のインターネット会社へ簡単な打ち合わせに行ってきた後、どうもダイヤルアップでインターネットへ接続できなくなってしまった。あれこれ試したり、アクセスポイントを換えたりしてもどうにもつながらない。よくよく調べてみると電話線に問題があるようだ。電話機からのトーン音がまるで聞こえない。
結局、家での仕事を諦め、インターネットカフェへ出かけてそこのネットワークを利用させてもらう。インターネットカフェはどうやら正常にネット接続できているようだが、私のPCをインターネットカフェのLAN環境に設定するのに30分位時間がかかってしまった。また、インターネットカフェは時間制で料金を計算されるので1時間利用させてもらったら、アパートへ戻り、オフネットでメールの返事などを書いたり、データを整理したりして、再びインターネットカフェへ飛び込み送受信するといったことを繰り返さなければならない一日となってしまった。しかし、チェンマイのインターネットカフェは時間あたりの料金がバンコクと比べて何分の一かといったほど安く、ネットの品質も高い。1時間利用しても20バーツである。バンコクなどLAN環境下でのIPやDNSの情報を知っている店員がひとりもいなく、仮に接続できても、ネットの品質が悪くて、メールの送受信すら満足にできないところがある。それでいて1分2バーツもするから、料金だけでもチェンマイの6倍である。
昼食には、野菜のオイスターソース炒めと、優泰にはジャムのサンドウィッチを買う。優泰の下痢の症状も止まったようだし、少しずつ普通の食事を取らせても大丈夫になったようだ。
午後もアパートとインターネットカフェを往復する事を繰り返し、夕方幼稚園へ週末に持ち帰らなくてはならないものを取りに伺い、週末の宿題も貰ってくる。
5時過ぎに漸く電話回線が復旧し、6時近くからまた1階のインターネット屋で技術者を交えた打ち合わせをする。もの店も今日は一日ダイヤルアップ接続も電話も使えずに難渋していたそうだ。
7時にインターネット屋から直接小屋がけ食堂へ向かい、鶏肉のトムヤム、イカのヤムウンセン(ハルサメの和え物)、タイ式のオムレツを買って帰る。こうしたタイ料理でメコンウイスキーのソーダ割りを飲むとことのほか美味しい。このアパートに住むイタリア人のビール腹のおじさんは、タイ料理がからきし食べられないそうだ。食道楽で知られるイタリア人(もちろん個人差もあるだろうが)にして、その土地の食べ物の味がわからないとは残念な事だ。
夜はNHKのニュース番組などを見て、10時近くに就寝する。最近はテレビのケーブルを取り替えた事もありNHKの映りが大変に良くなった。日本で見る品質とほとんど変わらない。ついつい夕食後もテレビを見てしまう習慣がついてしまったみたいだ。