9月25日 火曜日
朝、優泰はオネショをした。さらに朝の支度もぐずぐずして、学校には5分ほど遅刻をした。
午前中はYMCAで英語のクラスがある。また、私は先週あったテストを受けていないので、今日追試を受ける事になっているので、予習とともに復習も簡単におこなう。
YMCAのクラスでは、今日はいつもより単調な授業となった。ロールプレイもなかったし、テキストを読んで、タイ語で説明を受けて、残り30分は練習問題をやる。この練習問題の時間に私ひとり追試を受けた。基本的にはさほど難しい問題ではなかったが、テスト後半に英語からタイ語への訳とタイ語から英語への訳が設問されており、特に英語からタイ語への訳については、タイ語の表記方法がほとんどわからず壊滅してしまった。
昼からお母さんはお菓子教室に行く事になっているので、YMCAの中の食堂で昼食を済ませる。私が食べたのはビーフンに赤唐辛子の粉末がたっぷり入った餡かけで、野菜もたっぷり入っていた。初めて食べる料理だ。一方お母さんはいつものひき肉のバジル炒め載せライスである。お母さんはデザートにグリーンティーアイスクリームなるものを注文したが、語感から想像する抹茶アイスとは全然異なり、私にはクリームソーダを思わせる味に感じられた。
お菓子教室は、鉄道駅の先にある個人の住宅で開かれているようで、そこまでビートルで送る。優泰を迎えに行くまでにまだ1時間ほどあるし、アパートへ戻るにも中途半端な時間なので、チェンマイ郊外をのんびりとドライブしてみる。ファン街道を北へ走り、メーリムで右折して、サンサイへ向かう。サンサイは静な住宅が多い町であった。サンサイの先はすぐにスーパーハイウェイに出たので、カーフーのスーパーに立ち寄って時間をつぶす。
優泰の手には今日も×印がなかった。しかし、先生からの手紙が1枚入っていた。内容はちょっと残念なものであった。優泰は集中力がないという。また、話し掛けても気づかないようだし、授業で何をしているのかも分かっていないようだと言う。一難去ってまた一難と言ったところだろうか。優泰は、話しかけられても、相手の顔を見なかったりと言ったことがよくある。また、話を良く聞かずに生返事を繰り返したりする事もある。たぶんこの辺が問題だったのであろう。
学校からお菓子教室へ回ってからアパートへ戻る。優泰は学校から戻っても宿題をこなさなければならず、お母さんと優泰はテーブルで宿題と取り組む。
夕食はレモンツリーへ行く。優泰は鶏肉テンプラとタイ式オムライス(カイチアウ)、私とお母さんはイカの詰め物赤カレー煮込み(チューチープラムックヨットサイ)と鶏とカシューナッツ炒めを食べ、私はシンハビールも一本飲む。
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