旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

３月２４日　月曜日 　　　天気は晴れ　 　

　朝一番にビートルを塗装屋に持ち込む。今度こそはちゃんと仕上げもらいたいものだ。夕方５時までに終わらせてもらうことを約束させ、夕方に引き取りに来ることにした。塗装屋からアパートまでは２キロ半くらいの距離があるが、そこを歩いて戻る。このところ極端な運動不足だし、毎晩のようにビールを飲んでいるので、体力の低下と、腹が出始めている。こうして歩くことで少しでも運動不足解消になれば良いのだが、、。

　ビートルと言う大切な足が無いので、自転車が活躍する。お母さんがAUAへ行く際も自転車に二人乗りして送る。チェンマイの道路は舗装路面が悪いためか、自転車のタイヤの減りが早い。そろそろ交換時期に来ているのだが、タイで日本から持ち込んだ自転車の規格に合うタイヤが売っているものだろうか。タイヤの規格などは世界共通のものだと信じていたが、どうやらそうでもないらしい。日本での足に使っているラビットスクーターのタイヤも日本で買うととても高いので、以前チェンマイで買って日本に持ち帰ったことがある。ラビットスクーターに装着して走っていたのだが、しょっちゅうパンクをする。それも異物が刺さってパンクするのではなく、チューブが磨耗してパンクしているのである。よく調べると、ゴムタイヤがホイールとサイズが合わず、滑っていることが判明した。つまりリムの直径が見合っていないのである。

　優泰の学校では明日はタイ・デイと言うことになっており、タイに関する行事があるらしく、生徒はタイの衣装を着て行くことになっている。ところが、優泰は学校に衣装を置いてきてしまったという。そして私に取りに行ってきてほしいと言うのだが、ビートルは無いし、もう夕方で学校も門を閉ざしているだろう。こんな時間に塀を乗り越えて侵入などしたら、テロリストと疑われかねない。それでなくても学校回りの警備が相当厳しくなっているのだから、、。

　約束の時間に塗装屋までビートルを引き取りに行く。約束の５時になっていて、店じまいの最中であったが、ビートルの状態はと言うと、なんとぜんぜん塗装がされていない。まだ下地を出した程度である。まったくひどいものである。店の主人に確認すると、「明日中には終わるさ」となんとも無責任な回答。まったく疲れてしまう。日本でなら代車のサービスくらいはあるはずだが、そんなものはまるでない。バイクでも良いから足を貸してほしいと交渉したが、「貸し出せるものはない」とつれない。またトボトボとアパートへ向けて歩く。今日は完全に運動不足の解消になっただろう。

　夜のラジオについても、ビートルが無いので、放送局まで自転車をこぐ。夜なのでライトを点けるため、ダイナモを回すのにペダルが重い。今日は３回もシャワーをすることになった。今晩はビールを飲まないことにしようと考えていたが、とてもビールを飲まなくては喉の渇きが収まりそうも無い。結局今晩も缶ビールを二本も飲んでしまった。休肝日はなかなか守れない。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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