1月24日 木曜日 天気は晴れ
朝一番に優泰を学校に送った後、その足でメーリムへ向かう。バンコへの土産にはイチゴを持っていくことにした。イチゴはチェンマイの名物でもあるし、メーリムにはチェンマイの市場でもなかなかお目にかかれないような立派なイチゴがある。これらをバンコクへの土産にすればきっと喜ばれるのではないかと考えた。ついでにお母さんは、優泰と食べるのにと言って、別にイチゴを1キロも買った。
お母さんは9時半に韓国人の奥さんとスリウォンブックセンターで待ち合わせていると言うので、そこまでビートルで送ってからYMCAへ向かう。YMCAは英語の日であり、一昨日のテストの結果がとても気になるのだが、テスト結果の発表や好評はなかった。
昼にアパートへ戻り、調理パンと即席麺を食べて、イチゴを入れる箱を作る。箱は発泡スチロールで組み上げ、内部にはアルミシートを張りつけると言った本格的なものをこしらえてみた。これなら、クーラーボックスとして十分機能するだろう。この箱を作るのに時間がかかり、旅行の出発準備がほとんどできないままに、出発となった。まずは、お母さんが韓国人の奥さんと学校近くの日本料理屋で食事をしているはずだから、そこへ迎えに行き、次ぎに学校へ優泰を迎える。アパートに一旦戻ると、時刻は3時となっていた。
3時20分過ぎに、アパートを出発。バンコクへのスーパーハイウェイを南下する。エンジンルームの改造もせず、点火のタイミングもいい加減なままでの出発となったので、取りあえずエンジンの負担を減らすために、エアコンは極力使用しないようにした。そのためか、ビートルはオーバーヒートする事もなく、走り初めて5時間半後の夜9時前にナコンサワンの手前50キロほどのところへ到着した。今晩はこのハイウェイ沿いのモーテルに泊まることにする。部屋は比較的清潔で、広々としている。しかし、食堂は既に閉まっていると言うので、仕方なく隣のカラオケバーに入った。田舎の場末のカラオケバーであるが、女の子が何人かいて、私が注文したチャーン・ビールを勝手に自分のグラスに注いで、飲んでしまう。おかげで誕生日の昨日も諦めた2本目のビールを注文する事となった。
朝食
|
パンを食べる。 |
昼食
|
調理パンの残りと、タイの即席麺(タイスキ味)を1人で食べる。 |
夕食
|
カラオケバーでヤムウンセンタレー(海産物入り春雨の和え物)と鶏肉入りチャーハンを食べる。カラオケバーの女の子にビールを少し飲まれてしまったが、バンコクあたりのように、勝手にカクテルを注文したり、チップをねだったりするような事も無く、おとなしいものであった。 |
|