6月23日 日曜日 天気は曇り
昨夜遅くまでロンガンワインと言う果実酒を飲んでテレビで映画を見てしまった。ロンガンとはタイ語でラムヤイと呼ばれ、日本では竜眼だったと思うが、レイシに似て、レイシより一回り小さく、表皮は黄土色をしている。チェンマイの隣町のランプーンが産地として有名だが、チェンマイの民家の庭先にもよく植えられており、今はあちこちで実がタワワに実っている。そのロンガンを使って作った果実手なのでロンガンワインなのであろう。アルコール度数は12度程度で、緑色のビール瓶に入っているから容量は630ccだろう。65バーツでミンさんの店から買ったものだ。
さて、味はどんなだったか、、。ワインと思って飲むと裏切られる。あくまでもロンガンの果実酒である。王冠を栓抜きで開けると、シュポッと音がして白い炭酸ガスの煙が上がった。グラスに注ぐとやはり軽い発泡性があるようだ。想像していたほどの甘味はなく、酸味を感じる。この酸味はドブロクの酸味によく似ていた。ロンガン自体は大変に糖度の高い果物だと思うので、糖分がアルコール化したのだろう。ひょっとするとこの炭酸ガスと酸味はこの酒がまだ発酵中なことを示しているのだろうか、、。
似たような酒を飲んだ記憶がある。やはりワインと名前が付けられていたが、韓国でだ。留学生時代にはほとんど毎晩焼酎の小瓶を飲んでいたが、サッカリン入りの真露は冷やすと飲み口は良いが、飲んだあとにヒドイ悪酔いをする。これが1本400ウォンであった。奨学金を節約しながら小遣いを貯めていた身としては、アルコール度が低いのに中瓶1本が600ウォンほどするビールはなかなか飲めなかった。焼酎以外にはキャプテンQとか言う合成ラムや五加皮と言う中国酒が安く飲めて酔える酒だった。そんな中にポクスンア・ワインと言う桃のワインがあった。この桃のワインも確かこのロンガンワインに似たような味だったと思う。桃ワインも1本が800ウォンほどであった。今でもこんな貧乏人向けの安酒が韓国にはあるのだろうか?
そして、貧乏人の安酒以外でもワインと名づけられた変な果実酒は日本にも沢山ある。キウィーやメロンなんてのもあるらしい。キウィーはニュージーランド土産だったかもしれない。バブル期に会社からもらったご褒美旅行で熱海温泉の石庭という日本旅館に泊まった時に、部屋の冷蔵庫の中にミカン・ワインなるものがあった。既にこのミカン・ワインへ辿り着く前に、冷蔵庫中のビールや冷酒などはほとんど飲み尽くし、相当酔いも回っていたはずなので、なんでもアルコールさえ含有されていれば飲めそうだったが、このワインは飲み切れなかった。
寝たのが遅かったので起きたのも遅くて8時近くになっていた。もう日も高いので運動は中止。ダラダラの1日に突入する。
同じ10階に住む平和愛好者のYさんと廊下で会い、「最近日記を更新してなんでしょう」と言われてしまった。バンコクへ行ってサボっていたのは事実である。しかし、気になったのはその後の発言である「私、よくジュリアって喫茶店行くんだけど、そこに来ている人たちもよく日記見てるそうよ、、。」ジュリアと言えば最近お母さんが気に入ってしょっちゅう日本人や韓国人の奥さんと出かけていく喫茶店ではないか、、。もう半年くらいお母さんは私の日記を見ていないから、私も安心してお母さんネタを書いていられたが、これからは少し気を使わないと、、。それと、この日記をお読みいただいている皆様、ここに書かれている「お母さんネタ」をお母さんにお話にならないようにお願いします。
先日のバンコク遊園地めぐりの写真を付録サイトに編集してアップする。写真1枚1枚のサイズは解像度を落として20k前後にしているが、それでも枚数が多いので、1ページのサイズが大きくなってしまう。それと、変な小細工をしないで写真だけを貼りつけておけば良いものを、タイムラインを使ったり、レイヤーで処理したりと、遊びすぎてしまった。見る人には見づらい編集になってしまったと反省する。それと写真そのものも面白味のない写真ばかりだ。写真の腕が悪いので逆光ばかりだし、カメラそのものも安物のオモチャデジカメだから、下手な写真がより下手に見える。
朝食
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モチを焼いて食べる。いつものように泰とお母さんは海苔を巻いたモチにスライスチーズをはさみこんでいる。モチ一切れにチーズ1枚なので、チーズだらけだ。チーズが溶けだしベトリと指につく。 |
昼食
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ジャガイモやトウモロコシを茹でて食べる。なんとなく家畜になったような食事だが、優泰はジャガイモに塩ではなく砂糖をつけている。私はカップヌードル・シーフード味を食べる。具がほとんど何も入っていない。 |
夕食
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焼いたサバと、小屋がけ食堂からの青菜炒めを買って来て食べる。 |