8月23日 木曜日
昨晩はだいぶ遅くなってベッドに入ったのだが、騒々しさで5時前には目が覚めてしまう。実質ほとんど寝ていない事になるのだろうが、やはり場所柄新華南峰旅社社とうるささでは変わりがないようだ。早めに空港へ行って早い便に乗ろうかとも思ったが、満席で断られたら最悪だし、もうしばらくベッドでグズグズして明るくなるのを待つことにする。
7時過ぎに朝食をとりに階下へ降りる。が、なぜか食堂は閉まっていて、今日は営業しないという。まぁいいか、、と、そのまま外へ出る。宿屋の入り口は市場の中にあると言うか、貧民層相手の食べ物屋の集まるゴチャゴチャしたところにあるので、宿屋の食堂が閉まっていたところで、こっちはちっとも困らない。外へ出てそのまま路地伝いに歩く。食べ物を売る店、食べさせる店、タイ式のホットコーヒーを飲ませる屋台などが並んでいる。奥まったところにある屋台の椅子に腰掛け、ホットコーヒーとパートンコーを注文。コーヒーはカップではなく、ガラスの安コップに練乳をたっぷりと注ぎ、その上にどろりとしたコーヒーを足したもので、スプーンで白いドロリと茶色いドロリをかき混ぜていく。コーヒーだと思って飲むと、一口すすっただけで、ギブアップだが、タイにはこんなローカルな飲み物もあると思えば、エキゾチックな味覚を楽しめる。しかし、パートンコーは揚げたてではなく、冷たくてこれはあまり美味しくなかった。
8時過ぎにチェックアウトをし、中央駅前から空港方面行きの路線バスを待つ。空港方面行きの29番バスは、頻繁に来るが、荷物もあり、朝から日差しが強く、できれば冷房車に乗りたいと、何本かの冷房無しバスをやり過ごす。
キャセイ航空のチェックインには余裕を持って到着できたので、スムースに行え、30分ほどの遅れで、バンコクを飛び立った。これでまた少しの間タイとは離れる事になったわけだ。
機内での雑感
・ インドか中東方面からの飛行機だったようで、宗教食の人が多く、スチュワーデスたちは、彼らへの機内食を運ぶのに大忙しで、一般食のサービスはなかなか廻ってこなかった。バンコクから香港までのデザートのアイスクリームはハーゲンダッツではなく、クレモであった。私がもらったのはココナツミルクのアイスクリームにナッツやグライフルーツが入っているもので、さっぱりしていて、私にはハーゲンダッツよりも美味しく感じられた。それとボリューム感もたっぷりある。
・ 香港から成田への便はやっぱり日本人だらけで満席であった。機内映画などを見て来たが、成田の到着は夜の9時過ぎで、実家にたどり着いたのは午前1時近くになっていた。