4月22日 月曜日 天気は晴れ
優泰の学校がスタートした。すっかり寝坊ぐせのついてしまった優泰が朝起きられるかどうか心配であったが、初日は難なく起きてくれた。
携帯電話の修理だが、携帯電話屋に問い合わせたところ修理不能との事。精密部品で構成されているし、どの部品が壊れてしまったかなんて調べるのは至難の技だろう。通常はプリント基盤そのものの交換となるところだろうか、携帯電話そのものが1枚のプリント基盤の上に構成されているのだから、結果的に修理不能と言われてもし方があるまい。早速、修理屋は機種交換を提案してきた。一番安いモデルは三菱電機製だそうだ。機種交換なら2900バーツと言う。去年買ったものと比べると半額だ。それにモトローラ製と違いバッテリーも長持ちしそうだし、小型である。しかし、この後に及んで3千バーツ近い出費は痛すぎる。どうせ買うのならもっと他の店も見て、もっと安いものがないかどうか捜してみるべきだと考えて、壊れたままの携帯と一緒に店を出る。
やはり、新規購入と違って機種交換は割引やプロモーションが少ない。価格的にも2900バーツがボトムのようでもある。兎に角、一旦アパートへ引き返して財政状況と勘案して見る事にした。
アパートに戻り、どうせ修理がきかないのなら、何も恐れる事はないので、携帯電話を分解して見る事にした。一応修理屋でも分解点検したらしい形跡がネジの締め具合で分かる。今回の故障の状況として、電源すら入らないで、ウンともスンとも言わない。つまり電源に近い部分に問題があるのではないかと仮定してみた。配線のどこかでショートをしている可能性もある。ネジを外して、基盤を剥き出しにし、ICチップをカバーする覆いを外してみる。チップ周辺にゴミがたまっている。汚れた水がここまで侵入していた証拠だろう。ゴミを全て掻き出してみる。そして、電源につなぐと、液晶スクリーンが点灯するのが確認できた。やはりゴミが詰まってショートしていたようだ。一旦組み上げてみて、きちんと作動するか確認してみる。
スイッチを入れると確かに電源が入るし、電波を発信し、基地局と交信しているようだ。しかし、変な音をたてる。試しにダイヤルしてみると、ひどい雑音で使い物にならない。再び分解して、ICチップ周辺をもっとよくきれいにする。2度目の実験で、携帯電話はほぼ復活した。その後、微調整を加えたりしてみたが、ICチップのカバーを取り付けると再び電源が入らなくなることを発見し、カバー無し組み上げてしまう。この程度の事でどうして携帯屋では修理不能と判断したのだろうか?新しいモデルを売りつける作戦なのだろうか?
午後、YMCAから電話がかかって来て呼び出された。本当は私よりもお母さんを呼び出したかったようなのだが、韓国人の10歳くらいの男の子が来て、英語とタイ語を勉強したいと言うので困っていると言う。駆けつけてみると、その子とは近所に住むソルビンであった。事情を聞いてみると、すでにYMCAの子供英語クラスで30時間の授業を受けていたようなのだが、授業中も勉強に身が入らず、授業にもついていけず次ぎのクラスに上がるのを拒否されたようなのだ。YMCAのプライベートレッスンも先生側から断られたそうで、かなり前途多難である。しかし、そんなことより私が気になったのは、彼はチェンマイに来てからかなりの月日が経っている。それにもかかわらず、ちゃんとした学校に入れていないとはどういう了見だろうか?10歳くらいの年頃の子供が外国に出て、学校にも行かず、遊ぶ友達もいないなどというのは、将来に悪い影響を与えかねない。私はひとつの提案をした。優泰は毎週2日間、別のインターの先生に来てもらって英語のレッスンを受けている。この時一緒に勉強させたら、多少は勉強の雰囲気が出るのではないか、、。ちょうど今日はそのレッスンの日であったので、その時刻に同席させてみる。先生の意見としては、優泰とはレベルが違いすぎるというのだ。優泰なら曲がりなりにも英語での思考ができるようになってきているが、この子は基礎そのものができていないという。お母さんも、優泰が足を引っ張られるのではないかと心配している。だが、私はどうなるにしても「やってみなけりゃ分からないのだからと」説得し、次回木曜日に参加させて見る事にした。
夜、プロバイダーから与えられているメールアカンウトを設定してみる。そしたら沢山メールが届いている。プロバイダー料金の督促が中心だったが、警告もいくつかあり、読んで唖然とした。補助的に使っているWebのホスティングが許容量の2倍に達しているから、削除するなり、何とかして欲しいと言った内容で、もう3ヶ月も前から何通も届いていた。主に画像関係を置いていたが、まさかそんなに重くなっているとは知らなかった。許容量は2メガまでで、私は4メガ以上を置いていたのだ。さて、これらをどこに引越しさせようか、、。
朝食
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ご飯と味噌汁、卵焼き。日本の正しい朝ご飯と言った感じ。あと、納豆と焼き海苔があれば完璧だった。 |
昼食
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お母さんは連絡もせず外の喫茶店で昼食を済ませてきたという。1時半まで待たされた私は、小屋がけ食堂でバジル炒めライスを食べに出た。 |
夕食
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小屋がけ食堂のメニュー。小麦粉を混ぜて揚げた豚肉の野菜甘酢餡かけ、トマトときのこのオムレツ、クオッティオうどんの醤油炒め。 |
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