8月20日 月曜日

月曜日なので午前中はタイ語の勉強をして過ごすが、やはり身が入らない。途中で眠くなって来たりする。お母さんは優泰の子供会で知り合った日本人の奥さんとお茶を飲みに行き、私は小腹が空いてきたので、冷凍のご飯で焼きオニギリを作って食べる。

昼にタイ語のレッスンに入るが、先生の持ち込んでくる題材は、残念ながらあまり良いテキストとはならないようだ。このままこの先生とタイ語のレッスンを続けても、あんまり効果がないかもしれない。そろそろ見切り時かと思う。

レッスンの後、台湾食堂へお昼ご飯を食べにでる。注文したのはこのところハマッているチャーハンと焼き餃子、それに青菜と豆腐のスープ。会計はちょうど100バーツとなったため、チップをあげる機会を逸してしまった。

午後、そのままビートルでAUAのランゲージセンターへ行ってみる。プライベートレッスンよりグループレッスンの方が緊張感も出てきそうだし、お母さんの英語のレッスンも同じくグループの方が良いかもしれないと考えた。AUAランゲージセンターはタペー門の近くにある割には、堀の内側にあり、比較的静かな環境だった。施設もしっかりしているようで゜、俄作りの語学学校とは格が違うようだ。しかし、問題もあった。これはAUAの問題ではなく、我々サイドの問題なのだが、、、。

英語のクラスは費用もぐっと安くて、良いのだが、レッスンは週に4日。火曜日から金曜日までなのだが、授業開始はいずれも夕方から夜にかけである。我々のように子持ち家庭には向かない。

タイ語のクラスについては、もっと単純な理由なのだが、レッスンは9月下旬から10月いっぱいが一過程となっている。レッスンは日中にあり、月曜から金曜までの週5日間で、授業料もそれほど高いわけではない。が、、、。私としては優泰が10月に幼稚園の休みが3週間あり、その機会にゆっくりタイ国内旅行をしたいと考えていたからである。だから、勉強をしたくないのである。

結局、AUAでは若干時期尚早であると考え、YMCAへ行ってみる。ここでは以前タイ人たちに混ざっての英語グループレッスンを断られて、プライベートレッスンにした経緯があるが、再度交渉してみる。はじめは夜のクラスしかないと言っていたが、初級レベルの英語レッスンなら週3回、午前中のレッスンがあることがわかり、これに入れてもらいたいと交渉。結論としては、今度こっそり授業を見学に来て雰囲気を確認してからということになった。このレッスンはタイ人の先生が受け持つものらしく、実際の発音などは録音テープを使っておこなうようだ。が、費用は格安であった。お母さんも乗り気だ。一方、私の方はというと、やはり授業の時期が10月中ということで、これもあきらめることになりそうだ。

そんなこんなをしているうちに優泰を迎えに行く時間となる。
夕食には、優泰を抱き込んでブタ鍋(ムーカタ)を食べに行く事にする。お母さんはこれが嫌いなのだそうだが、その理由のひとつは、この店の看板が「コリアン・バーベキュー」と書かれていることにもあるのかもしれない。母国の料理とはあまりにも異なるものを出していながら、コリアンの名前がついていることに、愛国心が抵抗を示した結果とも考えられる。が、私はこのブタ鍋でビールを飲むのが、気にいっている。

赤い乗合トラックに乗り、ひとまずタニン市場まで行く。ここで砂糖を購入。ショッピングセンターで売っている砂糖は日本の砂糖のように真っ白で面白くないが、市場レベルだと、赤いザラメを細かく砕いたような砂糖が、それも格安で手に入る。この砂糖は料理に使っても良いし、コーヒーシュガーとしても優れものだ。格安な値段とは500グラムでたったの7バーツである。他に菓子パンやらクロワッサンなどを買ったが、お母さんは市場の臭いが気になるといって、私が買出しを引き受け、お母さんと優泰は場外で待っていた。

市場からブタ鍋の店までは、ノボテルホテルを回り込んで歩いて約十分ほどの距離だ。時間は6時半でまだ来店客は少ないようだ。食べ放題でひとり69バーツ。飲み物は別料金で、シンハビールやコーラなどを注文。食べ放題といってもお母さんは早々に「私は食べません」宣言をして、私が倍額の138バーツ分を食べることになった。実際にお母さんはデザートのゼリー以外、ブタ鍋には少しも口をつけなかった。優泰はソーセージや練り物の串揚げを少し食べた。私一人でブタ鍋に挑戦するのは少々無謀であったが、なんとか八割方の肉類を食べることができたし、シンハビールも大瓶で2本飲めた。

食堂からの帰りに乗った乗合トラックでは若い女の子達と乗り合わせたが、乗って早々日本語で話し掛けられた。なんと驚いたことにひとりは日本人と結婚しているという。相手は愛媛県の人だそうだ。考えてみれば、それほど驚くことでもないのかもしれないが、日本人が感じているより、チェンマイの人たちは日本を身近に感じているのかもしれない。

 

 

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