旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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11月19日 水曜日    天気は晴れ

 昨夜、アパート前のチェンマイ・コカまでビートルで乗り付け、そのままパブに飲みに行ってしまったりしたものだから、朝までビートルはコカの駐車場に止めっぱなしになってしまった。朝起きて、アパートの窓から下を見下ろすと広い駐車場にポツンと緑色の車体が見えた。

 昼に昨晩約束したパブのウエイトレスを誘っての昼食がある。果たして彼女は来てくれるだろうか、そして本日の主役であるT君はちゃんとお洒落をしてくるだろうか、、。午前中を旅行会社で過ごして、12時少し前に待ち合わせ場所のチェンマイ・コカに行ってみる。T君も彼女も来ていた。Kトールが見当たらないので、これは奴も少しは気を利かせるようになったのかなぁと思っていたが、そんなことはやはりなく、彼はネット屋に入っていた。昨晩、タイの女性は見た目を気にするからちゃんとしたカッコをしてくるべきだとか、贈り物が好きだから花ぐらい持ってった方がイイとかレクャーをしたはずなのだが、手ぶらで膝までのスボン姿であった。一方、彼女のほうはジーンズ・ルックながらスタイルが良いので決まっている。T君は東京でイタリア料理のコックをしていると言うこともあり、皆でカーサと言うちょっとイイ感じのイタリアンの店に行ってみる。
 木造の民家を改築したようなレストランで、従業員のマナーも良く、メニューも豊富である。T君がスパゲティーとピザを何品か注文してくれた。スパゲティーの茹で方はタイ風に柔らかすぎて、ちょっと不満が残ったが、ソースは美味しかった。また生ハムも厚切りでしっかりした味がする。T君はほとんど口を利かないが、なんとなく嬉しそうで目が笑っている。一方、彼女の方はナプキンで口元を押さえながら笑いっぱなしである。別にジョークを飛ばして、笑わせようとしたわけではなく、どうやらKトール君の言動、振る舞いが滑稽に見えて可笑しいらしい。彼の場合、悪気はないのだが、何事も動きがオーバーに見えるし、滅茶苦茶なタイ語の単語を発するのも可笑しいらしい。食事のほうは特にメインディッシュを注文することなく、満腹となった。デザートに「チョコレート・ヌードルのアイスクリーム添え」というモノがあった。これは何者であろうかと注文してみる。イタリア語のメニューにはチョコレート・フェトチーネとなっている。さて、出てきたものはイカ墨を練りこんだフェトチーネの上にアイスクリームが乗っかっているように見えるが、イカ墨ではなく、チョコレートと小麦粉で練ったパスタで、舌ざわりは腰の弱いフェトチーネと言った感じで、甘さも控えめであった。

 5時過ぎにKトール君たちがトレーニングを受けているキックボクシングのジムへ様子を見に行ってみる。先日下見をしたときは、無人のリングがあるだけだったが、今日はトレーニングをしている人たちが多い。ほとんどが所属している選手たちのようで、ビシッビシッビシッとキックの音がすごい。足がまるで鞭のようにしなりながらトレーナーのパッドを叩く。私はリングの下で見学していたのだが、それでも怖いくらいである。Kトール君の形もなかなか決まっている。トレーナーの元チャンピオンもなかなかの役者で、キックを受けるとよろけたり、跳ね飛ばされたりする。こんなしぐさをしていれば、トレーニングを受けている方は愉快であろう。でも、こうして上達していくKトール君を見ていると、今後あまり茶化したりするのはやめようと思う。チャンピオン直伝のキックなどお見舞いされたりしたらたまったものではない。

朝食
釜揚げうどん。
昼食
カサ・レストランにてスパゲティー、ピザ、サラダ、生ハム。
夕食
ご飯とジャガイモ炒め、ほうれん草のナムル。

 

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(2015年5月からのブログ)

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