９月１８日　水曜日 　　　天気は晴れ　　夕方に雨　

　今日はＨＰ「チェンマイ通信」とＨＰ「ブリラムのジュース屋台」の合同オフ会が開催される。もっとも、私の方は別にＨＰ上でオフ会の告知をしたわけではなく、告知はブリラム側に全面的に依存していたが、参加してくださる方は、両ＨＰの共通読者と言うことになる。

　朝９時前にブリラムの主催者コンラック氏より電話が入る。「現在バスに乗っていて、ランプーンまであと５キロのところを走行中」と言う。しからば、あと３０分ほどでチェンマイに到着するはずなので、「じゃ、バスターミナルまで迎えに出ますよ」と言って電話を切る。
　バスターミナルに行ってコンラック氏を探すが姿が見えない。まだバスが到着していないのだろうか？切符売り場でブリラムからのバスは既に到着したかどうか確認すると、ブリラムからのバスはウボンラチャタニが始発で、バス会社はナコンチャイツアー。どうやらまだ到着していないようだ。ナコンチャイツアー専用の発着所でバスをしばらく待っていたら、やって来ました東北タイから１０００キロ以上を走りぬけてきたバスが、、。乗降口で待ち構えていたが、降り立ってきた乗客は６人ほど、コンラック氏の姿は見えないではないか、、。

　コンラック氏の携帯電話に電話を入れてみると、ランプーンのバスターミナルで下車してしまったそうだ。どうも、私の説明に誤解を与えるところがあったようで、ランプーンの手前から電話をもらって、これから迎えに行くと言ったので、てっきりランプーンで待つように伝わってしまったようだ。慌てて、ビートルでランプーンまで迎えに出る。

　１０時過ぎに、コンラック氏となんとか合流する事ができ、チェンマイ市内のホテルへ向かう。宿泊するホテルはダイヤモンドリバーサイドで朝食付き４５０バーツと言う。破格な金額だ。長旅で疲れているだろうから、夕刻のオフ会まで休憩を取ってもらう。

　昨晩のうちにチェンライから戻っていたと言うAchao氏は、今朝早くアパートを尋ねてこられ、その足でドイステープへ参拝に行かれた。きっと１０時過ぎくらいには山から戻って、またアパートに訪ねてきてくれているかもしれないと思った。が、アパートには来られた様子が無く、宿泊先の東京大旅社を尋ねて、部屋にいたところのＡｃｈａｏ氏と昼食に出かける。

　昼食後もちＡｃｈａｏ氏と行動をともにして、市内の古バイク屋を回る。ＢＭＷの再生屋ではこの店で手がけた再生バイクの写真を見せてもらう。すると古いラビットスクーターの写真を発見。昨年仕上げたもので、既にナコンパトムに納入したと言う。ラビットジュニアと言うタイプで、私が乗っているものよりも、ずっと古いＳ８１型と思われる。日本でも滅多にお目にかかれない希少品で、是非実物を見てみたかった。
　次に、旧式スーパーカブの専門店へ行って、カブの部品などを物色。ここには愛称ベンツと言う青年がいて日本語が話せる。Ａｃｈａｏ氏はいくつかのプラスチック部品を買い込んでいた。日本に帰ってから試しでフリーマーケットに出品してみるのだそうだ。
　最後に、以前発見したホンダの修理工場にあるこれも古いラビットスクーターを見せてもらう。こちらは輸出仕様の１５０ｃｃ。だいぶ埃まみれであったが、少し手を加えれば、いつでも走行ができそうだ。このまま工場の片隅で朽ち果ててしまうには惜しい存在。

　さて、カムインハウスでのオフ会は、なんと９人も集まる大盛況となった。正確に言うと９人ではなく１０人である。なぜならば、会が開会してすぐに、「なぜタニン市場で揚げパンをやっている彼が来ないのだ」と、女性参加者からクレームが付き、急遽ＴＰＮさんをアパートまで拉致しに行くと言うことになったからである。ＴＰＮさんは既に食事も済ませてしまったようで、料理には手を伸ばされず、もっぱら女性陣の話し相手に徹してくれていた。
　会で用意した料理は、記憶にある範囲では以下の通りである。

鶏肉のトーイの葉包み揚げ、鶏の丸焼き、イカの詰め物赤カレー煮、ナマズのヤム、青パパイヤの和え物(ソムタム)、ナムプリック２種と茹で野菜の盛り合わせ、ネム(チェンマイソーセージ)のフライ、ミックス野菜炒め、空芯菜の炒めもの、キュウリの挽肉詰スープ、モチ米、フルーツ盛り合わせ。

飲み物はビール１０本、タイ産の清酒「忍」５本、タイの米焼酎(ブリラム産４０度)、タイウイスキー１本、コーラやお茶など

会計は、おまけしてもらい、男性はひとり４００バーツ、女性は２５０バーツと言うことになった。当然ながら、「２次会はどこだ」「２次会の準備をしていないなんて幹事怠慢！」の声が上がり、男性陣の大半がそのままプレジデントホテルの歌謡クラブへ突入する事となり、お開きとなったのは午前１時過ぎであった。

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