旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

１１月１８日　月曜日 　　　天気は晴れ　夕方に雨

　YMCAでタイ語のレッスンを受ける前には、これでも一応予習をしていく。予習をせずに授業を受けると、授業中に判らない単語が頻繁に出てきて、辞書をまさぐっているだけで時間が過ぎてしまい、結局勉強にならなかったりするからだし、せっかく高い(?)授業料を払っていて、勉強にならないのは私にとって絶えられない損失なので、貧乏性の私は予習をせざるを得ない。朝食後の７時頃より、YMCAへ向う１０時前までもくもくとタイ文字をノートに書きつづり、辞書で意味を確認する。正確に言うと、つづりがはっきり覚えていない単語だらけなので、つづりを調べるのにも辞書を引いている始末である。

　YMCAでの授業中、先生が「今日からロイカトン祭だ」と言う。私はてっきり明日からだと思っていたのだが、なんと今日はもう１１月の１８日ではないか、、。なんて月日の経つのが早いのだろう。ボヤボヤしていると、あっという間に年末になってしまいそうだ。

　午後にお母さんと久しぶりにタニン市場へ行く。ほうれん草(キロ８０バーツと野菜としてはとても高い)、卵、ネギなどを少量ずつ買い込む。明日にはロイカトン祭の精篭流し用のクラトンをメーピン川に流しに行きたいと思っているのだが、クラトンを作るためのバナナの木(?)の幹が手に入らない。クラトンはバナナの幹の輪切りにバナナの葉で飾りを付けたものなのだが、肝心のバナナの幹の輪切りが出に入らない。聞けばこれは皆自分の庭先のバナナを切って作るのだという。タイの家庭では、どこでもバナナが生えているのだろう。しかし、私たちはアパートに住んでおりバナナなど生えていない。が、アパートの駐車場脇にバナナが生えていた気がするが、果たしてこれを切り倒して良いものだろうか、、まさかねぇ。

　今日も夕方から雨が降る。ちょうどアマリリンカムホテルでFさんと話し込んでいる時に、まるでスコールのような雨が降ってきた。Ｆさんによるとロイクラトン祭見物と重なって、今日から満室だそうだ。が、宿泊客もさまざまで、祭見物でチェンマイに来た人、祭から非難してホテルに泊まる人がいる。後者の人たちの事情はこうだ。大体がメーピン川に面したリンピンコンドミニアム(大半が日本人)の住人たちは、この祭の期間中、爆竹や花火、熱狂した人たちの喚声で夜も眠れなくなり、車も動けなくなるので、メーピン川から離れたホテルに退避してくるのだそうだ。祭り見物の人たちは、少しでも良い場所を取ろうと必死なのに、最高の場所に住んでいる人は、そこから逃げていくと言った矛盾がチェンマイにはある。

　夜、ラジオ局に入って、レギュラーではないが、マイクに向う。今日は女性ばかりで構成されているスタッフでいつもとかなり雰囲気が違う。ラジオ局でロイクラトン情報も放送したのだが、ロイクラトン祭のパレードは今晩だけで、それも今年はナイトバザールで行われるそうだ。私はてっきり明日のタペー通りと思い込んでいたために、見過ごす結果となってしまった。

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(2015年5月からのブログ)

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