旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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7月18日 木曜日    天気は晴れ 夕方通り雨約5分

 なんだかまだ疲れが取れず、スッキリしないが、眠い目をこすってベッドから這い出し運動に出かけた。しかし、運動をして戻って来てシャワーを浴びたらば、気分も爽快、なんとなく今日1日ダラダラせずにすごせそうな気がする。

 昨日に続いてお母さんへ電話をしてみる。5月末の手術後の快復がまだ思わしくないらしく、今日はソウル市内の病院へ行ってみると言う。まったく、壊れやすく治りにくい体質というのは困ったものだ。

 朝から気分がイイので、テーブルにパソコンを置いて、ホームページ用の資料を作ったり、原稿を編集したりするする。作業もはかどるし、ついでに洗濯もはじめる。しかし、洗濯は失敗。下着やズボンなどを一緒に洗ったので、茶色いズボンから色落ちしてパンツが茶色く染まってしまった。洗濯籠に残っていたお母さんのシャツも一緒に洗っていたので、これに色移りさせてしまったら、お母さんが帰ってきてから怒られるぞと心配したが、こちらの方はなんとかセーフだったようで助かった。

 昼から旅行会社へ回ってホテルの確認に行った。来月サムイ島のリゾートホテルへ行くと言う友人のホテル代を調べたら、1泊8100バーツ。ずいぶんと高いものである。「私ならこのが1/10にディスカウントされても高いから泊まらないよ」と旅行会社の人に言ったら笑われてしまった。また、ついでに先日チェンマイの空港のアンダマン航空カウンターで見かけたプロモーション運賃についても調べることにした。空港で見かけたのは、チェンマイ→メーホンソン→バンコクの運賃で2320バーツとなっていた。ちょうどチェンマイ→バンコクの直行便の運賃とほぼ同額で、メーホンソンへも周れると言うのだから、観光客には打ってつけのルートと価格である。しかし、旅行会社でアンダマン航空に電話をしてもらってわかった事実には愕然としてしまった。このルートにアンダマン航空が飛んでいないのである。メーホンソン〜バンコクなどは路線そのものが当面運休となっており、再開の目途も立っていないし、チェンマイ〜メーホンソンの区間も最近タイ航空からアンダマン航空が経営権を引き継いだばかりなのに、またタイ航空の路線になっている。
 タイも航空自由化と称してタイ航空から新参の航空会社に運行権を引き継ぎ始めてはいるが、その路線たるやひどいもので、近距離ローカル路線ばかりである。正直言ってタイ航空の赤字御荷物路線だけを新参航空会社へ押しつけた格好だ。これじゃ航空自由化が泣いてしまう。

 夕方、しばらくビートルを動かしていなかったので、調子はどうかと気になり、駐車場に降りてビートルにキーを差し込んでひねってみた。ウンともスンとも言わない。まるっきり電気が来ている様子がない。運転席の計器類のランプすら点灯しないのである。こりゃ完全にバッテリーが上がってしまったのかなぁ、、と考えた。それにしても、ヘッドライトを点けっぱなしにしていた訳じゃないし、こんなにバッテリーが放電してしまうなんて事は、車内の配線のどこかで漏電しているとしか考えられない。漏電の点検は明日するとして、兎に角、バッテリーに充電してもらわなくては、、。
 バッテリーを自転車の荷台に積み、いつも自転車のパンクを修理してくれるバイクの修理屋に持ち込んで見ることにした。しかし、店には誰もいなかった。隣のイスラム教徒の食堂のおばさんが店の中に大声で声をかけてくれるが反応がない。留守らしい、ならし方がない、別の修理屋でも探すかとペダルをこいで少し行くと、小屋がけのバーで修理屋の店主が酒を飲んでいた。隣にはでっぷりと太ったその奥さんも一緒だ。どうりで店が留守な訳だ。バッテリーの充電の件は奥さんが対応してくれたが、そろそろ日も暮れかかっているし、この小屋がけのバーで一杯飲みたくなった。
 飲みたいのに飲まずに我慢する必要はない。夕食前のひと舐めでもするかと、グラスに米焼酎を注いでもらう。言わなくても氷水の入ったチェーサーも差し出される。ツマミは青いマンゴーの塩をなすりつけたもの。夕方の一杯を地元の労働者諸氏に混じって飲むのは旨い。私の隣の席の隻眼のおじさんは、電力会社の人だそうで、いつも電柱に登っているそうだ。片目は電線で潰してしまったそうで、週5日働いて1500バーツの給料をもらうそうだ。すでにだいぶ飲んでいるらしく、ろれつが回っていなくて、タイ語ではあるらしいのだが、バイク修理屋さんが通訳してくれないと何を言っているのか解らない。
 反対側の席には、中国広東省出身の青年が座っており、中国出身にしては中国語が得意ではないようであったが、まぁ御互い片言同士で、どこ出身だ、どこに住んでる、仕事は何している、家族は、などと言った、つまり箸にも棒にもかからないが、あたり障りのない会話をした。
 一杯で辞めておくはずが、次々にいろんな人が話しかけて、グラス合わせをするものだから、たちまち4杯も飲んでしまった。これ以上飲んだら、本格的に酔っ払って、自転車で帰れなくなりそうなので、4杯目を飲み干したところで、勘定(28バーツ)を払って退席する。
 帰り道で、小屋がけ食堂に寄って夕食にしようと思ったが、まだ8時半だというのに、門がしまって、明かりが消えていた。おばさん体調でも崩したのかなぁ

 

朝食
蔵王そばと言うのを茹でて食べる。刻みネギな冷凍室にあって助かった。
昼食
昨日キューピーのスパゲティーソース缶が半分残っているので、2日続けてスパゲティーを食べる。
夕食
小屋がけ食堂の向かいの簡易食堂で生唐辛子炒めライスを食べる。

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(2015年5月からのブログ)

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