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５月１７日　木曜日

今朝は珍しく３人そろって階下へ降りられた。しかし、皮肉なものでしとしとと雨が降り出したではないか、仕方なく駐車場の雨宿りできそうなところで３人で体操とスクワットをし、私一人小雨に濡れながらランニングをする。

朝食を軽く済ませ、優泰に幼稚園の支度をさせるが、ぐずぐずしている。どうやら幼稚園へ行きたがっていない様子で、「雨だから幼稚園行けないね、どうしようか」などとふざけた事を言っているので、その辺の独り言は無視することにした。

幼稚園は今日から新学年で、制服を着ていくが、ズボンのサイズが大きすぎるのかちょっとブカブカである。またベルトやズボン吊りを使うのではなく、ワイシャツのウエストにボタンが前後４箇所についており、このボタンをズボンにあるボタンホールへ通す形となっている。

小雨の降る中幼稚園へ向かい、正門の前で１枚記念撮影をする。教室へ向かう際にちょっと躊躇っているようだったが、先生に連れられて奥へ消えていった。昨日から幼稚園の友達に「優泰のお家に来て」というのをタイ語でなんと言うか教えろといわれ「マーバーンユータイ」と覚えろと言っておいたが、しかし、残念ながらこの幼稚園に通って来る子供たちは、車で送り迎えされており、帰り道に立ち寄ってくれる子供はいないだろう。

今日は、お母さんもYMCAで英語の勉強があるからひとりで留守番しながらの仕事である。しかし、本来ならば昼に終わって帰ってくるはずのお母さんが午後になっても戻ってこない。先生とどこかへ出かけたのかとは思うが、昼食を先に済ませて良いのやら、ちょっと気をもんでいたら２時半になって、韓国食堂から電話をかけてきた。そっちへ行って食事をしたと言う。一言声をかけておいてくれたら、こっちも安心して先に昼を済ませられたのにとブツブツ言いながら、即席ラーメンを茹でて一人食べる。

インターネットカフェでいくつかの実験をしてみる。いずれもまずまずの成果を収めたが、チェンマイの町のインターネット事情があまり良くないのか、大成功とは言えない。

５時から代理店事業の事で打ち合わせがあり、６時半までかかってしまった。仕事がはかどった一日と言うか、長い一日が漸く終わった。本当はプールでひと泳ぎでもしたかったが、今日は諦めるしかあるまい。

部屋に戻ってすぐ優泰の夕食を買いに出る。お母さんは昼間食べ過ぎて食欲が無いと言う。私は食事よりかは、なにか一杯のみたいので、優泰のタイ式ラーメン(バミーナーム)をアパートの前の夜店で買う。一杯20バーツであったから、小屋がけ食堂よりちょっと高い。

優泰にラーメンを食べさせ、少しパイナップルを食べさせるのを見届けてから、ひとりで階下へおりる。道端のテーブルひとつで商売しているストリートバーで焼酎を飲むつもりだ。しかし、生憎の雨がしょぼしょぼ降っている。委細かまわずバーへいくとテーブルはあっても酒ビンが並んでいない、店の親父に今日は営業しないのかと聞いたら、「雨で商売上がったりだ」という。しかし、カウラーオ(タイの米焼酎)を所望したところ、奥から酒ビンを引っ張り出してきて商売を始めた。
しばらく焼酎をなめていたら自転車に乗った労働者風の２人連れも来店し、一緒に酒盛りを始める。雨に打たれながら、ナッツ類の袋を開けて、ポリポリかじりながら、会話にならない会話をし、結局私は焼酎を小さなグラスで２杯分飲んだ。

少し良い気分になったところで、まだ店をやっている小屋がけ食堂を探して、豚挽き肉のバジル炒めのせライスを掻き込んで部屋へ戻った。まだ９時前であった。

今日の写真は２枚です

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(2015年5月からのブログ)

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