旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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5月17日 金曜日    天気は曇り、ときどき雨  

 もう1週間も雨が続いている。チェンマイは雨季ではなくて梅雨に入ったようだ。

 またまたバンコクへ提出しようと年金ビザ関係の調べ物をする。自分自信のビザももう時期期限切れとなるというのに、こうして他人さまのビザ関係を調べたりするのだから、我ながらおめでたいと思う。しかし、この年金ビザも調べるとなかなか奥が深い。特に60歳以上の年金受給者が対象となっているが、これからの日本のことを考えると、60歳なんかで年金を受取れるとは考えられない。70歳からなんてことだってあり得るのだから、その歳になって年金ビザなどもらっても、海外生活をはじめるなんて容易な事ではないだろう。

 午前中にお母さんはオーキッドホテルのエアロビクスに行ったので、私はチェンマイ大学院のP氏に付き合ってスアンドク病院に行ってみる。彼は学校などへ健康診断書を提出しなくてはならないが、ラム病院などの高級私立病院では診断書ごときでも相当なお金を取られそうなので、前回私が運転免許を取るために行った公立のスアンドク病院を紹介したのである。

 スアンドク病院の前回私が行った体育館のような受付へ11時近くに行ったら、「今日はもう満員で受付終了」と言う。しかし、「奥の特別診察室へ行ってみなさい」と言われた。言われたとおり特別診察室とやらへ入ってみると、診察室はエアコンか効いていて、室内の配色は白と薄い紫色に統一されている。看護婦さんたちも若くて美人ぞろいである。一般診察室がエアコンもなく、農村小学校の体育館での集団検診状態であるのとはだいぶ違う。患者たちの服装だって全然違う。これはひょっとして、ラム病院並に高額な事を言われるのではないかと心配になった。
 検診はひとつずつ看護婦さんが案内してくれ、1時間とかからずに診断書を作成してもらえた。これで診断書1枚が70バーツと言うから、私への待遇と比べて明らかな差別である。私は蒸し暑く混雑するところで延々待たされて診断書を書いてもらったのである。

 午後もP氏とバイクの修理の事で、ホンダのディーラーへ行く。前回私が調整してからも、エンジン回転数が一定せず、キャブレターの不調が考えられたが、キャブレターの調整はガソリン洗浄をしたりしなくてはならず、私の手には負えない。ディーラーの整備工たちはキャブレターの部品をいくつか交換し、エンジン回転数も一定になるように調整した。

 そして、その整備作業中に工場内をうろついていたら、私の目を点にしてしまうモノがあった。ラビットスクーター!私の愛するラビットスクーターが奥で埃を被っていた。近づいて見ると150ccのラビットジュニアA型である。タイにもラビットが走っていたはずだという噂だけは聞いていたが、実物を見るのははじめてで興奮してしまった。工員に持ち主を探してもらったら、年配の工員で、乗り始めて30年にはなるという。まだ走れるが、今はバッテリーが上がりきってしまってエンジンがかからないと言う。いくらだったら売るか?と聞いたが、売る気はないと言う。仮に売るとしたらいくらかと食い下がると、「7万バーツ」と言う。値段から言うと高すぎるように感じるが、でもそれだけの価値もあるスクーターである。

朝食
夕べ食べる予定であった鶏釜飯を食べる。
昼食
お母さんは韓国人の友達のところへ行って食べると言うので、ひとり朝の残りの鶏釜飯をまた食べる。
夕食
レトルトのカレーライス。私は激辛タイプを食べる。晩酌にタイ産の清酒「忍」をワイングラスで飲むが、カレーに清酒は合わない事を発見。優泰はポケモンカレー。

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(2015年5月からのブログ)

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