8月14日 火曜日
今日は午前中にお母さんと映画館に行くことにしている。映画館はショッピングセンターの4階にシネコンプレックスがあり、映画館が7つも入っている。見たい映画はタイの時代劇で、スリヨータイという映画である。最近よくテレビコマーシャルに出てくるし、なかなか迫力のありそうな映画なのです。
10:30にアパートを出て、スーパーで映画鑑賞中の飲み物とスナック菓子を購入する。そして、アイスコーヒーを飲み、11:20頃に映画館に上がる。しかし、お目当ての映画は今週末からで"Comming
soon"となっている。他に見たい映画はないかと探してみたら、「猿の惑星」がかかっていた。これも見たい映画のひとつであったのでこれを見ることにする。
入場料は平日なので70バーツ。11:30からの上映である。広い館内はやはり平日の午前中ということもあるのか入場者はほとんどいなかった。イスの座り心地は悪くない。肘掛には飲み物を置くところまでついている。猿の惑星は私が小学生の頃テレビ映画としていくつかのシリーズを見たことがある。映画版はどうだったかというと、確かに大掛かりな撮影がふんだんになり、娯楽性には富んでいたが、以前の類人猿たちと人間たちの関係描写が少なくなっていて、ストーリーからの説得力は鈍くなっているように感じた。それと以前は人間が言葉をしゃべれないということになっていたが、今回はちゃんとしゃべっているのである。やはり比較しながら見るのでは感動は半減してしまうのだろう。
映画を見終わり、レモンツリーへ入って昼食をとる。緑のカレー一品にライスをとって二人で食べる。私はライスのお代わりもする。お母さんは口直しと称してアイスクリームも食べる。食後のデザートには別にスイカとパイナップルも買ってくる。
優泰の髪がだいぶ伸びてきたので、幼稚園へ迎えに行ってすぐに散髪に連れ出す。散髪屋に向かう途中で自転車に乗ったクオッティオうどん屋の息子、ピーノーに会い、彼は散髪屋までついてきた。
髪を切っている最中も、優泰はピーノーがいるのがうれしいのか、やたらにはしゃいでじっとしていない。とうとうバリカンをかけているときに耳の後ろの皮膚を切ってしまった。理髪師はびっくりして大慌てしているが、優泰はそれすら気づかずに奇声を発してはしゃいでいる始末。幸い、傷はごく小さなもので、ほんの少し血が滲んでいるだけのものであった。
散髪屋からもどり、ピーノーを含めて3人でプールで遊ぶ。やがてアパート1階の洗濯屋の息子も加わり、プールでひとはしゃぎし、私は先にプールから上がり、夕食の支度をする。支度といってもタマネギのみじん切りをフライパンで炒めて、缶入りのミートソースに混ぜるだけである。
優泰たちは結局7時過ぎに戻ってきた。
夜、今日まで英語の先生が来ることになっていたが、時間になっても先生は姿を見せなかった。
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