11月13日 火曜日
ラビット仲間のachaoさんのHPのBBSを勝手に借りて、小屋がけ食堂の猫の治療費募金を呼びかけたところ、さっそく募金が集まり始めた。
朝食にはご飯を炊いて炒り玉子と即席の味噌汁を食べる。朝食に食べるご飯は美味しい。優泰を学校に送るが、今日は比較的早くアパートを出ることができたので、早めに学校へ到着できた。
アパートに戻って、YMCAの英語クラスの試験準備をする。一通りテキストを読み、ワークブックを開き、試験に備える。これと言って分からない個所はないが、前置詞の扱い方などで不安なところも若干ある。お母さんは教会系の英語教室に行くといって9時過ぎには出ていった。今日は今度日本に帰ることになった日本人駐在員の奥さんの送別会にも参加するとのことで、昼食を食べてくると言っていた。
YMCAの英語のテストは、英文からタイ語訳が10問も出てしまった。そしてタイ語の辞書を使う事も禁止されたため、結果は惨憺たることになりそうであった。先週からタイ語の練習をしていたので、多少は文字や単語を答案用紙に書きこめたが、過去形記述方法などタイ語の文法が良く分からずに、タイ人が読んだら吹き出してしまいそうな事を書いてしまったようだ。もちろん先生はタイ人だから、この答案用紙を読むことになるのだろうが、、、。
試験を1時間ほど受けて、すぐ採点に移った。私は50点満点で45点ほどであった。悪運強くタイ語訳は半分ほど正解を取れた。タイ語で正解を取れたのは嬉しい。但し、英文で手紙を書く問題では、ミスをいくつもしてしまった。そして成績表ももらったが、やはりケアレスミスが目立つと書かれてしまった。ごもっともである。
昼食には小屋がけ食堂で唐辛子炒り野菜の五目炒めを作ってもらい、朝の残りの冷ご飯を食べる。唐辛子炒りのは初めてだが、ピリリと辛く、味が締まっていてなかなか美味い。食堂のおばさんが「最近は野菜がずいぶん高くなった」とぼやきながら野菜炒めを作ってくれたが、代金はたったの10バーツであった。
優泰を学校から迎えて帰ってきてからしばらくしてお母さんが帰ってきた。送別会はタイ料理の店でやったそうだが、だいぶご馳走を食べたそうだ。特にナマズが美味しかったとお母さんは意外な事を言う。ライギョですら食べられないお母さんが、はじめはどんな顔でナマズを口にしたのだろうか、、。もっともタイ料理でナマズの身をほぐして油でカラリと揚げたものを、野菜と一緒に和えてライムを絞って食べると、魚とは思えないほど香ばしくなるから、きっとこんな料理を食べたのだろうと想像する。
夕方の時間はPCに向かって日記を書く。毎日同じようなことを書いているが、それでも一日分を書くのに1時間はたっぷりかかってしまう。書き終わったものは読み返してみるわけでもなく、ほったらかしているから誤字や訳のわからない文章が綴られていることだろう。
夕食には是非とも美味いビールが飲みたいのだが、ビールの美味い料理は何かといわれても困るのだが、焼肉なんかは結構イケル。しかし、ブタ鍋の焼肉はお母さんがイヤだと言うし、韓国焼肉は確かに美味いが、値段が気になってビールののど越しが悪くなる。ちょっと気の利いたタイ料理の店で香ばしい揚げ物や辛い和え物なんかも良いが、優泰が食べられるものが限られる。どこか手ごろなところはないかと、6時にビートルに3人で乗りこんで夕食場所を探しに出た。お母さんが「スアンドーク門の近くに綺麗なレストランがあるよ」と言うのでそこへ行って見る事にした。本来は店を決めたら私は料理を注文して、ビートルをアパートの駐車場に戻し、自転車で再びレストランへ取って返して、心置きなくビールを飲むつもりでいた。レストランは確かに小奇麗であったが、メニューを見ると、ビールのつまみになりそうなものがちっともない。料理はすべて「○○載せご飯」とか「××炒りのうどん」などで、私が期待したものがない。えーい、面倒だ。今日のところはビールを諦めて、食事に徹するかと、パッタイ(タイ式ヤキソバ)を注文。優泰はハムのスパゲティー、お母さんは精進料理のバジル炒めライス。料理は一品25バーツほどと高くはないが、小屋がけ食堂などと比べると量は半分くらいしかない。でも、味付けは結構上品であったから、昼食には良い店だと思った。
しかし、パッタイ一品では食べ足りないし、優泰ももっと食べたそうな顔をしているのでハンバーガーとクラブサンドウィッチを追加注文する。ハンバーガーが15バーツでクラブサンドが30バーツである。優泰の学校もこのくらいの金額でこのくらいのボリュームの食事があれば良いのに、、と考える。
アルコールのない夕食は満腹にはなるが、やはり物足りない。帰り道でゾーダ水を買ってアパートで米焼酎のソーダ割を楽しむ。明日こそは何か美味いものを食べながら酒が飲みたい。