6月13日 水曜日
昨夜は良く眠れなかったが、朝も夜明け前から目が覚めて、うとうととしていた。6時過ぎに床から這い出し、優泰を誘って運動に出る。
朝食にパートンコーをいつものロータリー前で買おうと思ったら、今日は店開きをしていない。仕方なくガソリンスタンドのコンビニで食パンを買う。タイの食パンの特徴として砂糖が入っていることは、以前日記の中で触れたかと思うが、それ以外に、見た目でも違いがあり、日本の食パンと比べサイズがかなり小さく、断面は約10センチ四方のほぼ正方形をしている。そして切り方はかなり薄切りでサンドウィッチ用を思わせる。
朝食には焼かない食パンと目玉焼きを食べる。タイの玉子はほとんど赤玉子のようで、黄身もしっかりしており、サイズから言うとLLサイズくらいである。日本のスーパーならひとパック300円以上はするような玉子である。
幼稚園へ優泰を送り、仕事に取り掛かるが、今日は仕事に関するメールがほとんど来ていない。こうなるとPCをネット接続させている事そのものがもったいなく感じてしまう。東京は一体どうなっているのだろう。東京と言えばこのところ円安が進んでいるようだ。そろそろ家賃を払わなくてはならないが、もう少し円高になってからにしようと先週から為替を眺めてきたが、願いむなしく一方的な円安基調で、とうとう今日は1ドルが122円台となったようだ。市場も景気動向が悪く進みそうなので、さらに円売りが進みそうだ。ぼやぼやしているともっと円安となり、家賃の滞納が長引いてしまいそうなので、重い腰を上げて銀行へ両替に行く。10000円で約3630バーツのレートで、5万円ほど両替する。先週はじめと比べて、約1000円ちょっと差損が出たことになる。1000円あれば3人で外食できたのに!残念だった。
せっかく銀行でバーツを沢山作ったのに、アパートのマネージャーは金曜日まで来ないと言う。つまり財布には沢山のバーツが唸っているわけで、お母さんと2人で中心街まで電気スタンドを買いに行く。ずいぶん沢山の電気屋や照明器具屋を回ったがろくなスタンドがない。結局ワロロット市場近くで250バーツの見るからに安っぽい蛍光灯式のスタンドを買う。買い物の途中でのどが乾いたので、お母さんは飲み物屋台でコーヒーシェークを作ってもらい、私はオレンジジュースを飲む。私のジュースはミカンの生絞りで、小粒のミカンを都合7個ほどを絞って作ってくれた。これで10バーツほどだから、市場でミカンを買うよりも安いのではないだろうか?
帰宅後、お母さんは辛いものが食べられなくなったと言い、鶏のチャーハンを作ってもらい、私は豚挽き肉のバジル炒めのせライスを作ってもらって食べる。
午後も急ぎのメールが入っていないので、スワニーさんのところへひとりで伺う。4月の休みに中国へ行ってきたそうで、その時の写真を見せてもらう。1週間ほどの西安を中心にしたツアーで約2万バーツほどだったそうだ。また、私がオート三輪のトゥクトゥクが欲しいと言ったら、2種免許がなくては駄目だと教えてくれた。2種免許となると、ちょっとくらいのお金では解決できそうにない。これはトゥクトゥクをファミリーカーにするのには無理があると言う事かもしれない。
優泰を幼稚園へ迎えに行き、このアパートの清掃係りの子供で優泰と同じ歳の男の子を部屋へ呼び、優泰と遊ばせる。優泰はいまだに片言のタイ語も覚えていないので、その子に対しても「うーうー」とか言葉にならない声を出したりしている。いったい幼稚園ではどんな一日を送っているのだろうか?そして、言葉を覚える気があるのだろうか、今朝も幼稚園へ送っていく際に、幼稚園で間違っても良いからタイ語を3っつ覚えて来いと言ったのに、ものの見事に一言も覚えてこなかった。
夕食には、毎度変わり映えしないが、小屋がけ食堂の惣菜である。お母さんは辛いものが食べられないというので、辛くない野菜のオイスターソース炒めとタイ式のオムレツ(カイヤッサーイ)を注文する。また、アパートへ戻る途中、前から気になっていたイサーン料理屋(タイ東北部の料理)でガイヤーンという串に挟み炭火で焼いた焼き鳥ともち米を買う。ガイヤーンの味は良いのだが、骨が多く、肉が少ししかついていない。また、食べると手がタレや肉汁が染み出してベトベトになってしまう。今度買うときは骨の少ないところを買うべきかもしれない。
今日はバーには行かずおとなしくしていることにした。
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