依頼していた非移民ビザの申請必要添付書類が出来上がったというので、朝一番に受け取りに行く。私の身分を保証してくれる書類など一式が綺麗にタイプされていた。これを持ってマレーシアのペナンへ行けば、非移民ビザが発給されるはずだという。善は急げで今すぐにでもペナンへ向けて出発したいところだが、明日の午前中にSzさんがアパート入居のためにやって来るので立ち会ってほしいという。つまり、出発できるのは明日の午後ということになる。書類を受け取り、バンコクへのバスの切符を買いにバスターミナルへ立ち寄る。いつものソムバットツアーの窓口をのぞいて見るが、昼過ぎの便は13:30にしかない。明後日中にペナンへ到着するには、明日の晩11時にバンコクを出る汽車に乗らなくてはならない。明日のスケジュールはかなりギリギリの設定になりそうだ。通常、ソムバットのバスならば9時間でバンコクのバスターミナルまで走り抜け、10時半頃にはバンコク郊外のバスターミナルへ到着する。そこから駅までは夜だから30分で移動できて何とかである。むしろ、バスが予定より早くバンコクに到着しなければ乗り継ぎは不可能だ。他社のバスなら、もう少し早く出発する便もあるが、スピードはソムバットが早いと思うし、それに他社のバスでは過去に故障で時間をロスした経験もあり、一時間程度の差ならソムバットが無難と考えた。もちろん、途中で渋滞したり、道路工事の区間がないことを祈っておかなくてはならないが、、、。でも、よく考えると、どうして自分が、他人の入居に関して立ち会わなくてはならないのか、そのためにどうしてこのようなリスクを背負わなくてはならないのかと、つくづく自分の性格のバカさ加減にはあきれてしまう。
11:00にSzさんが来てアパートに来て、入居にあたりお手伝いさんを紹介してほしいという。我が家ではお手伝いさんを雇っていないし、私個人が紹介しても、とても責任を負いきれないので、アパートの事務所に斡旋を依頼する。Szさんのお手伝いさんへの希望事項は多岐に及んでいたが、通いのお手伝いさんに、要求する内容としてはちょっと難しそうであったので、希望事項を大幅に削って、掃除だけということにしてもらった。それも週に2回で200バーツと言うことで合意。Szさんから、「これからもよろしく、これはつまんない物だけど」と言われてコンビニの小さなビニール袋を渡された。中身を確認すると、ポストイットとメモ用紙が入っていた。なるほど、失礼ながら確かにつまらない物だ。まぁ、この方が私としては、気楽で良いのだが、、。よく「お子さんに」と言ってお菓子をもらうが、実際のところ食べきれないほどのお菓子がたまっている。
午後からはパソコン教室を開催。O女史が明日から中近東への旅行へ出るので、その前にデジカメの使い方をマスターしておきたいと言う。昨年デジカメを買ってから、まだ殆ど使っていないのである。そして、そのデジカメは超小型ながら、私のデジカメと異なり、ものすごく高機能である。それをたかだか半日でマスターしてもらうのは、ちょっと無理があると判断し、フラッシュはオートにしておく、使うのはズーム機能だけにして余計な機能を触らない、間違ってフォーマットしたら大変なのでファイルの消去も旅行中は行わないようにとアドバイスをする。本当に最近のデジカメは一般のカメラ以上に進化している。が、そのためにちょっと複雑になっているし、記号が増えすぎて、何が何だかよく分からなくなってきている。やっぱり、シンプル・イズ・ベストだろう。O女史の旅行予定は2ケ月以上になるらしい。折角買ったノートパソコンだが、旅行中は重たいので持っていかないと言う。だから、旅行期間中はパソコンを私に貸してくれると言うありがたい申し出をうける。
夜のラジオだが、私が明日からマレーシアへ行ってしまうので、今度の木曜日の放送を担当できないと伝える。スタッフの了解を取り付けたのだが、スタッフの話題はマレーシアの首都クアラルンプール郊外のゲンティン・ハイランドのこととなった。ここには公認のカジノがあり、公認の賭博場がないタイから沢山の観光客が行くらしい。スロットマシンがどうのこうのと、もうみんな興奮気味である。私は賭博に関心もないし、ましてビザを取りに行くだけなのだが、、。本番はまだ仮設スタジオである。コンクリートの壁で、コントロールルームと一緒で、声が響くし、雑音も多い。仮説としてもひどい部屋である。おまけに放送局前の広場ではお祭りでもしているのか、窓からとんでもない音が容赦なく入ってくる。タイで品質のことを考えるのは無駄なことなのだろう。広告主付の番組なら、広告代理店の人が駆け込んでくるだろう。
朝食
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ご飯にキャベツと玉ねぎの汁だく炒め物。 |
昼食
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小屋がけ食堂のバジル炒め。 |
夕食
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カレーライス。 |