5月12日 月曜日    天気は曇り 午後から晴れ 夜に雷雨  

 先日シリプミ滝へ行った時の写真を付録ホームページにアップする作業をする。しかし、どうもFTPの機能にトラブルが出ているようで、作業中にすぐリモート側とのセッションが切れてしまう。そのため、たかだかアップするための作業だけで3時間以上かかってしまった。

 昼ご飯に先日近所のショッピングセンターに入っているトップススーパーマーケットでインドネシア製のインスタント・ミーゴレン(マレー風焼きそば)を見つけて買った。インスタント・ラーメン同様の袋麺で価格は8バーツと同様のタイ製袋麺が5バーツなのと比べるとちょっと高め。しかし、内容量は80グラムあるので、グラムあたりの金額は同じになる。インスタントのミーゴレンは以前にマレーシアでマギー製の物を買って来て作ったことがあるが、あれはあまり美味しくなかった。本物のミーゴレンとはちっとも味が似ていないし、麺そのものの質も悪かったので、今回のインドネシア製もそれほど期待していなかった。ところが、これを3分間鍋で茹でてみると茹であがりは黄色い生麺そっくりの茹で上がりで、タイ製の即席麺とは比べ物にならないくらいしっかりしている。品質から言ったらば日本並かとも思える。きっと良い粉を使って、品質管理もしっかりしているのだろう。湯切りをして、添付調味料の黒いタレ風のバンブーソース、香味油、粉末スープ、チリパウダーを混ぜて出来上がり。焼きそばながら炒めると言った作業工程は無く、カップ焼きそばの容量である。
 さて、味であるが、ミーゴレンとは確かに違う。まず、ミーゴレンの独特のケチャップ風の味は無いし、麺に絡みついた玉子の食感もない。しかし、不味いかと言うと、私にはスコブル美味い。懐かしい味だ。麺を油や粉末スープで和えただけであるから、汁なし和え麺で、私の母校近所にあったちょっと風変わりなラーメンの有名店「珍珍亭」の油そばを思い起こさせる。特にこのバンブーソースと香味油がクセモノで、珍珍亭で和えるタレの原料は門外不出の秘密とされていたが、なんだかその謎が解けるような気がしてきた。タイのスーパーでは、多種類の袋麺が売られていて、マイナーなものは陳列棚に並べられている期間も短く、知らないうちに消滅して補充されることも無いから、これは買い溜めしておかないといけないかもしれない。

 ビートルの修理の状況確認に修理屋へ夕方立ち寄ってみる。修理屋へ到着するとビートルに修理工が何人か張り付いて作業をしている。一週間ぶりの作業再開のようだ。果たしてバンコクへ発注したと言う部品は調達できたのだろうか、それとも調達せずに、もう面倒だから磨耗した部品と欠けたベアリングをそのまま取り付けてしまうことにしたのかはっきりしないが、その時遅く、もう確認のしようが無い。修理工に「部品見つかったの?」と聞いても「アァ、OK、マイペンライ」と言う。本当だろうか、、。私の質問に答えてのOKなのか、彼らの都合上のマイペンライなのか判断がつかない。それと、交換作業中にグサグサになっていたオイルシートはどうも交換されている様子が無いのが不安だ。部品の取り付けにはまだ時間もかかりそうだし、私が補修の依頼をしたギアボックスからのオイル漏れも何も手がつけられていないので、退院にはまだ時間がかかりそうだ。この修理屋では、一台の車に対して複数の作業を同時進行するということができないようだ。油漏れの次にエンジンの調整をすると言っている。一体いつになったら退院できるのだろうか、、。

 夜のラジオ番組だが、昨日あった英語教室のTさんがスタジオにやって来る。打ち合わせも何もなしのブッツケ本番でゲストとして出演いただくことになる。放送中、外は雷雨に見舞われたようで、放送中に何度も電気が切れた。停電である。放送器具には非常電源があるのか番組が中断することは無かったが、照明はしばしば消えて暗くなった。さらに問題は、リスナーからの電話でのトーク中に電話も切れてしまうと言ったトラブルがあった。まったく、地方の放送局とはこんなレベルなのだろうか、、。もっとも、中央のテレビ局さえ、画像や音声が途切れるなどしばしばだから仕方ないのかもしれない。

朝食
ご飯に玉子と豆腐のそぼろ。
昼食

インスタントミーゴレン(インドネシア製)。

夕食
焼き餃子とキャベツのスープ。

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