8月11日 月曜日    天気は曇り、日中何度か雨

 補習校3日目。今朝は優泰を補習校に送り届けてそのまますぐに帰宅して、12階のリフォームに取り掛かる。ニス塗り作業に家具の補修。電動ドリルを使って、壁に飾り板を取り付けるためのベースをつける。借り物の電動ドリルはコンクリートに穴を開けるもののようで、木片に穴を開けようとしてもなかなか上手く穴があかない。そればかりか、焦げ臭い匂いがして、木片から煙が出てきた。あきかけた穴を良く見ると飛び散ったおが屑が焦げている。こりゃイカンと、ドリルの歯を時々水で冷やしながら作業を続行する。
 今日は職人が入ってコンクリート壁に溝を掘り、電線を通してもらう約束になっている。しかし、昼過ぎになっても職人は現れない。職人の親方へ電話で確認すると、「もう送り出しているよ」と言う。まるで蕎麦屋の出前だなぁと思っていると、間もなく職人は現れた。間もなく作業に取り掛かり、電動カッターでコンクリートを切り裂く。ものすごい埃が立ちこめて、視界が利かなくなる。コンクリートの粉塵が舞っているのだろう、廊下まで真っ白になってしまう。こんな粉塵だらけではニスなど塗っていられない。仮に塗っても表面がザラザラになるのが落ちだ。
 遅れて来た職人だが、仕事を始めると黙々と仕事を続けてくれる。私が目を離していても、持ち場を離れることがない。私は安心して優泰を補習校へ迎えに行けそうだ。部屋に戻って簡単に昼食を食べ、小雨の振る中補習校へ向かう。帰り道で自動車の塗装屋に立ち寄ってみる。注文していた薄い茶色のペンキを期待したのだが、やはり期待はずれであった。何にもしていない。色見本として置いて行った木片がそまのの置き去りになっている。塗装屋の主人が出てきて、「うーん、色の合成はできないから、色見本から色選んでよ」と言う。なぁんだ、ここもかぁと言った感じであったが、しかし、さすが自動車用のペイントはさまざまな色がある。比較的似通っているかなぁと思われるものを見つけ出し、注文をする。1缶が300バーツと高い。聞けば日産車用の塗料だそうだ。塗装にはティナーとか言う薬品を混ぜながら使うんだぞと教えられる。が、ティナーなんて薬品聞いたことがないなぁ。

 職人は真面目に作業を続け、ほぼ8割ほどの作業を完了させていた。が、部屋の中は舞い上がった粉塵が堆積して、すべてが真っ白になってしまっている。コンクリートに開けた溝に電線を通し、アクリル系の防水剤を流し込む。が、職人は何か手違いでもしたのだろうか、電気のスイッチを切っても電灯が消えない。たぶん漏電ではないだろうか、せっかくアクリルで埋めた電線を掘り起こし、漏電個所を調べ、再び埋める作業をする。この修繕作業は6時半までかかり、本日もランニングに出たいと思っていたが、もう時間切れだ。ランニングの出るために昨日から優泰の自転車をビートルの上に積んだままだが、まぁ仕方ないだろう。明日は5時頃に作業が完了するだろうか?

朝食
ご飯と昨夜の残りの空芯菜炒め。
昼食
目玉焼きのせご飯。
夕食
台湾小館にて餃子とキャベツ炒め。

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