旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

９月１０日　火曜日 　　　天気は晴れ　午後一時にわか雨

　再び、パソコンでＡｃｃｅｓｓに取り組む。何もわからないところからはじめて、何度も失敗したり、イライラしたりしながらでも、少しずつ操作方法を覚え始めてくる。なんとなく組み上げたシステムが動き始めると楽しいものだ。しかし、まだ初歩的なデータベースの見本のようなものしか作っていないのに、ファイルの容量が２Ｍｂ近くに達している。データの書き換えや、システム構成の見直しなどをしているうちに、メモリー不足が発生してパソコンが操作できなくなる。そうなるとまたまたイライラが高まってくる。

　パソコンでのイライラと言えば、ダイヤルアップでのインターネット接続もイライラを引き起こしている。これは電話代もバカにならないので、実害は相当なものだ。兎に角、ダイヤルアップで接続しようにも、なかなかＩＳＰ側のサーバーが反応しない。故障しているのではないかと疑うほどだ。次ぎに、サーバーにつながりかけて、ログインエラーとなる。これはＩＰＳの社内専用線のトラブルか課金サーバーのトラブルだろう。さらに、ようやくログインまでこぎ着けても、接続スピードが１万ｂｐｓ以下だったりする。そして、トドメは、接続後数分にしてサーバー側から切断されてしまうのだ。
　これらの日本でならあり得ないようなトラブルがこのところ頻発している。毎日、それも何時間もだ。原因を考えるに、雨季のせいではないかと思う。まさかＩＳＰのサーバーに漏水しているとは思えないが、電話線なりケーブルが水に浸ってしまっている可能性は高い。一般の電話だって、このところ調子が悪い。あまりにも１日に何回も接続失敗を繰り返しているので、来月の電話料金の請求がどのくらいになるのか心配になってくる。

　カブトムシはサトウキビを齧っている。台所の壁に吊っておいたのだが、時々オシッコをする。そこで、台所の壁からリビングの電話台の下へ引越しをさせた。電話台の下には古新聞も敷いて、オシッコやサトウキビの食べカス下落に備えた。日中はほとんど眠っているのか、じっとして動かない。カブトムシにはマブタがないので、ちょっと見ただけでは、動かなくなっているので、寝ているのか、くたばったのかわからない。指でトゲトゲの足を引っ張ったりすると、シュッ、シュッと威嚇して来て、生存が確認できる。チェンマイのカブトムシは身体のどこかから、シュッ、シュッと音を立てるのである。それも結構迫力のある音で、まるでヘビが舌をチョロチョロだしながら、シュッ、シュッ言っているのと似た音である。

　夕方、近所のトップススーパーマーケットへ買物に行く。お母さんから牛乳１本を隣りの雑貨屋で買って来るように言い付かったのだが、残念ながら隣りの雑貨屋には牛乳か品切れであった。そこで、もう少し先のトップスまで足を延ばしたのである。
　トップスに入るのは久しぶりである。最近はパソコンと１日中向い合っているので、外出する機会が極端に少ない。そして買物も、ムアンマイ市場やリンピンスーパーを利用するので、ますますトップスから足が遠のいている。本来、私の住むナコンピンコンドーは、このトップスの入ったショッピングセンターに近い事が唯一のトリエのような巨大アパートなのだが、せっかく近くにあっても利用していないのだから、もったいない話ではある。
　で、久しぶりに入って気が付いたこと、入り口近くにヨーロッパ風のパンが並んでいた。ちょうどリンピンの奥に置かれたジャーマンベーカリーのパンと良く似たパンであった。一目見ただけで高そうなので素通りする。それから、奥の惣菜コーナーにキムチバーができていた。韓国のキムチもローカル化が進み始めているようで、タイ人たちにもこのところ人気急上昇中である。しかし、これもキムチをはじめ、韓国料理そのものをあまり好まない私には目障りなだけなので素通りする。
　ショッピングセンター斜め前に先月から移転営業再開をした定食屋九十番があるのだが、夕方のこの時間というのに、シャッターが閉まっていた。営業再開してすぐにコックさんが辞めてしまったと噂に聞いていたが、せっかく良い立地に入ったのに、良い調理人を確保できないとは、残念なことだ。

メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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