12月9 日曜日

連休2日目。朝食にはご飯を炊いて炒り玉子やお母さんが韓国から買ってきた明太子などを食べる。ふだん明太子など食べた事がないが、久しぶりに韓国の明太子を食べてみて「ちっとも辛くないじゃないか」と感じた。博多の明太子は確かかなり辛かったはずである。まるで別の種類の食べ物ではないかと感じた。

朝食を食べているうちにノートが遊びにやって来た。ノーにとって3連休など退屈でし方がないのだろう。優泰の遊び相手はノートに任せて、私とお母さんは寝室に退避する。お母さんは韓国から帰ったばかりで疲れているし、私はタイ語の復習をしなくてはならない。単語カードをめくりながら覚えるべき単語をひとつずつつぶしていく。

前回茹でた小豆がお母さんには好評であったので、今日再び小豆を茹でてみる。小豆は昨晩から水に浸してあり、あとは弱火で茹で、浮かんできた灰汁をすくいとってやるだけとなっている。午後にはきっと茹で上がる事だろう。

昼食にはお母さんと優泰にアパートの下からフライドチキンとモチ米を買って来て食べさせる。ノートもまだいたのでノートにも少し食べさせ、私は昨夜の残りの豆腐と野菜の炒め物を温めなおしてご飯に載せて食べる。

食後に私とお母さんは優泰とノートに留守番を言いつけて買い物に出かける。明日のYMCAでのプレゼント交換会に出すプレゼントのラッピングをしなければならず、その包装紙を買いに行き、更に帰りに市場に立ち寄り野菜を買い込む。また少し野菜が値上がりしているような気がした。バナナもひと房買い、シメテ100バーツほどの買い物となった。乾季になると野菜が値上がりするのであろうか、、。

買い物からの帰り道でタイ式のお茶屋に入って冷たいものを飲む。お母さんはコーラを飲み、私はタイ式アイスコーヒーを注文する。コップにいっぱいの勝ち割り氷にドロリとしたコーヒーを注ぎ、上からたっぷりと練乳をかけたもので、かなり甘い。お母さんは私がこのコーヒーを嫌々飲んでいると見えたようだが、実は私は種の飲み物も好きなのである。普段お母さんが入れるインスタントコーヒーはブラックしか飲まないが、外ではこのドロドロで甘ったるいコーヒーが美味しく感じる。

アパートに戻り、今晩の夕食は「お好み焼」にすることとし、豚肉を買いたしにスーパーへ行く。豚肉以外にお母さんからコーンフレークと牛乳を買ってくるように言いつけられた。コーンフレークなどの食材は他の物価と比べると割高感がある。肉そのものも生肉は安いが、ソーセージやハムなどの加工肉は高く、人件費は安いのになぜ加工食品は高いのだろう、、。

小麦粉を水で解き、野菜や肉を入れてかき混ぜ、フライパンで焼く。合計3枚を焼き上げ、タイ産の清酒を飲みながら食べるが、忍の味が今ひとつだ。以前と比べて味が落ち、合成酒のような味がする。飲み口も今ひとつになっている。以前なら1本では飲み足りなく感じたものだが、今日は1本飲んだだけで悪酔いしそうな気がした。

 

 

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