旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

１０月８日　火曜日 　　　天気は晴れ　

　お母さんの風邪の具合もだいぶ良くなった様だが、まだ粘膜系がダメな様だ。それでも、ゴルフの練習場に出かけていき、私はその迎えをする様に言いつかった。ゴルフ練習場前の駐車場にビートルを止めてお母さんを待ちながら、出入りする人の観察をする。日本人、韓国人、タイ人がそれぞれ１／３くらいずつである。が、日本人は年配の男性が中心で、韓国人は駐在員の奥さん風が中心と、客層が異なっていた。タイ人も男性中心だが、年齢的には中年と言ったところだろうか、、。

　ゴルフ練習所に迎えた後、今度はお菓子教室に連れて行く。また、お母さんのお抱え運転手の身分に成り下がってしまった。教室が終わり、迎えるまでに２時間ほどある。いつもは一旦アパートへ戻ったりもするのだが、今日は２件ほど川の東側でやっておくべき仕事が２件ある。ひとつは来週末のバンコクまでの汽車の切符を買っておくこと、もうひとつは優泰の学校へ授業料の残額を払いに行くこと、、。
　 汽車の切符と言うのは、来週末から優泰の学校は１週間の休みに入る。その期間を利用してカンボジアのアンコールワットを見学しに行こうと考えている。私の学生時代には、カンボジアはオフリミットな国の代表の様に感じていたが、和平が進んだ現在では、バンコクから気軽に行ける隣国となった様だ。特に最近タイ国境からアンコールワットまでの道路が舗装されて、陸路でも行かれるようになったと聞く。これは是非一度は行っておくべきだと考え、まずはバンコクまでの汽車の切符を買うことにして、鉄道駅に向かった。
　寝台特急ナコンピン号は「満席」であった。新型の寝台車で構成しているナコンピン号は人気が高いのだろう。仕方なく、夕方５時発の寝台車の予約をする。ナコンピン号と比べると格落ちするのだが仕方ない。が、駅の掲示板を見て驚いた。ナコンピン号の運賃を今月から４０バーツ値上げしたと言うのである。さらに、来月に再度値上げすると言う。その他の列車の運賃は変わらない様だ。なんとなく、タイ国鉄では、こんなところに市場原理が働いていて、売れ筋のところ、取れるところから、値上げしていくと言った方針の様に感じられる。

　次に、優泰の学費の残りを払い込む。学費納入の遅れには金利がかかるとの脅しをもらっていたので、こりゃタマランと納めに行くことにした。昨日１６万円を両替をしたが、これでお母さんに渡す生活費も無くなってしまった。日本のマーケットでは昨日株価がバブル後の最安値を更新したと言うし、円相場も良くない。再度両替をしないとアパートの家賃も払えないのだが、、、。困ったものだ。

　夕方、優泰をプールに連れ出す。平泳ぎとクロールの手ほどきをする。１時間ほど怒鳴りつけたり誉めそやしたりしたところ、だいぶ泳げるようになってきた。大体８メートル位は泳げるようになっただろうか、、、。今までイヌカキくらいしかできなかったのと比べると大進歩である。やはり身近にプールがあると、水を怖がらなくなるものらしい。ここに越してきたばかりの頃は、プールに浮き輪なしで入ることすら怖がっていたのに、、。
　６時前にプールから上がると風が冷たかった。それに乾いた風で、空には雲も無い。もうそろそろ乾季になのだろうか、、。今日はラジオ局に入らないことにした。

メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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