補習校のための弁当を作る。いつもの通りの竹輪やソーセージの串焼き風に、今日はチキンライスのオニギリに挑戦してみる。しかし、チキンライスは握ってもまとまりが悪いし、手が油だらけになる。何とか海苔で包んで、形を整えるが、もう作るのはやめよう。
今日からチェンマイは花祭りである。補習校へ向かう途中でも、ワロロット市場からナワラット橋にかけてが通行止めになっていた。きっとパレードが通るのだろう。昨年はこのパレードを見に来たのだが、今年は見に来れるだろうか。少なくとも今日は補習校で見れないだろうが、、、。ソンクランの水掛祭り、ロイカトンの火の祭り、そしてこの花祭りがチェンマイの三大祭である。チェンマイは良く日本の奈良に似ていると言われるが、こうして華やかな祭りがあるあたりなどは京都に似ている。
今日は補習校の当番の日である。朝から下校時刻まで補習校に詰めていることになるが、今日は欠席者が多い。風邪を引いている人もいるようだし、日本へ一時帰国している人もいる。優泰についても、インターの学校のほうでこれから毎週土曜日の午前中にサッカーの練習があるそうで、優泰としてはそっちに行きたいと言う。お母さんまで、「優泰が行きたがっているから、行かせてあげてよ」などと言う。しかし、従来、課外の授業や、校外活動をする際には必ず保護者の承諾を求める手紙が事前に来ていたものなのだが、こうして突然に「土曜日に練習」などと言ってこられるのは、なんだか何かの手違いによるものではないかと感じられる。実際に同じくインターへ通っているほかの日本人生徒たちも、今日もちゃんと補習校に来ているし、課外活動の話など出てこない。
4時過ぎにMwさんがアパートを借りることにしたとやって来る。一晩考えたが、ここの5階に決めたと言うので、手付金を払いに来た。私は証人として立ち会う。入居は改装工事が完了した今月20日から、これでまたこのアパートの日本人比率が上がることになる。Mwさんのように、真面目な方が増えてくださるのは歓迎である。
夕方から体調が崩れ始める。関節が痛み出し、立ちくらみがする。補習校内で風邪の菌でも吸い込んでしまったのだろうか、長いすに横になったとたんに眠り込んでしまい、お母さんに「そろそろ夕ご飯の時間だけど、何食べようか」と言われて起こされるまで寝てしまった。優泰は「韓国レストランでカルビが食べたい」などと勝手なことを言っている。冗談ではない、この超緊縮財政下でそんなものが食べさせられるか。贅沢は敵だ。優泰など一人でカルビを千バーツくらい食べてしまう。最近はようやくお母さんにも緊縮の必要性が浸透してきたようで、以前のように「子供が食べたがっているのだから、イイじゃない」などとは言わない。妥協点で、レモンツリーへ行ってタイ料理を食べる。
夜、隣の韓国人家族がコニャックを持ってやって来る。埒もない話をしながら、コニャックを飲み干し、続いてタイ産の清酒「忍」に燗をつけて飲み、最後にオールドパーまで煽った。さすがに酔っ払ってしまった。
朝食 |
朝から即席麺。 |
昼食 |
チャーハン弁当。 |
夕食 | レモンツリーにて五目野菜炒め、空芯菜の炒め、春雨の和え物。 |