２月７日　金曜日 　　　天気は晴れ　　 　

　昨夜が遅くて、今朝は運動をサボってしまう。いったんサボるとサボり癖が付いてしまうので、それが心配。

　お母さんが、豆もやしを買いたいので、ナイトバザール近くの金曜日だけの市場へ連れて行ってほしいと言う。この市場は山の人たちが、山の農産物を持って集まるちょっと変わった市場である。朝一番に出かけて、豆もやし、カボチャ、ほうれん草などを買い込む。ここで年配の日本女性から声をかけられる。「これぇ納豆ですよね」と、山の人が持ってきた納豆もどきを指差しながら言う。「ええ、一応は納豆ですけど、日本の納豆と違いますよ」と答える。さらにどうやって食べるのかと言うから、スープの出汁にしたりと教えたらば、出汁を入れて食べるものと誤解をしたらしい。醤油だけじゃダメですか?などと再度質問をされる。ダメではないが、ご飯にかけても日本の納豆のように美味しくありませんよと説明する。

　来週のツアー客のためのアポイント取り付けのためにラム病院へ立ち寄る。一昨日ラム病院宛にメールで訪問受け入れのメールを送っていたのに、さっぱり返事が来なかったから、催促がてらに立ち寄ったのだが、どうやらメールが担当者に渡っていなかったことが判明した。メールが相手に届いていないなんてことはタイでは良くあることである。それと、タイでメールアドレスと言えばほとんどがホットメールである。先日、ラジオ番組を一緒にやっているチュンポンさんから、番組宛のメールチェックの当番をしてほしいと頼まれたのだが、やはりホットメールで、しかもパスワードを忘れてしまったと言う。リスナーからのメールが届いているはずだと言うのだが、パスワードが判らなければ、確認のしようもない。ラム病院はさすがにホットメールではなかったが、メール当番がプリントアウトしたものを担当者に届け忘れていたようだ。

　午後から、Mwさんが再び携帯パソコンの設定を見てほしいというので、伺って設定を見る。どうやら設定上の問題ではなく、プロバイダーと電話線の問題らしい。アクセス番号へダイヤルしても話中ばかりである。たまにつながっても、５分も持たずに切断されてしまう。安いホテルの交換電話から、低品質のプロバイダーへダイヤルアップ接続するのは、忍耐力が必要なようだ。
　Mwさんとしては、ナコンピンコンドに引っ越して来たいらしい。空き部屋を探しに来られたが、適当な部屋がない。現在１６階に一室空きが出たところだが、プールに面していて、しかも西向きである。ちょっと条件が悪いらしく、気に入らなかったようだ。他に現在内装工事中の物件が３室あり、こちらは低層階ながら、内装工事を施していると言うのが良かったのか、今晩一晩考えて見たいと言う。Mwさんは単身の男性なのだが、なかなか好感の持てる方だ、何よりも「日本人で群れて暮らすよりも、タイ人と交流したい」と言う考えで、毎日相当のタイ語レッスンを受けている。

　明日は優泰の日本人補習授業校の弁当持参日である。自転車でタニン市場へ弁当のオカズになりそうなものを物色しに行く。物色すると言っても、毎度買うものは同じで、ソーセージにミニ竹輪、カニかまぼこである。他に今回はウズラの玉子も買い込む。明日の弁当も、串にさした竹輪やソーセージに決定。いったん帰宅後、再度近所のスーパートップスへ行く。お母さんから蜂蜜を買ってくるように頼まれたのだが、バンコク資本のトップスは品揃えがバンコク風なため、蜂蜜は輸入品が中心になっている。タイ産では蜂蜜風味のシロップなんてまがい物があったりする。 チェンマイは有名な蜂蜜の産地なのに、タイ産の蜂蜜は寂しい限りである。苦心して棚を書き分けて、チェンマイ産のビン入り蜂蜜を発見。蜂蜜１００％で５０バーツほどと値段も外国製の半分以下であった。スーパーでも、来週のツアー客のための見学受け入れの申し込みをする。特別リクエストで、日本語の話せるスタッフを派遣してもらうことになった。

　イギリスのSuedeと言うポップスグループが今晩チェンマイでコンサートを開いている。先週から何度か番組でも取り上げ、チケットをリスナーにクイズの景品としてプレゼントしたりした。今晩のラジオ終了後に、このグループにインタビューをして録音を採ってくるようにと言われ、番組終了に合わせてエアポートプラザの会場へ駆けつける。インタビューで私はこのコンサートツアーでどこを回ってきたのかとたずねた。これはアジアツアーだそうで、日本、香港、台湾、中国、シンガポールなどを回り、明後日のバンコクが最後なのだそうだ。このチェンマイのコンサートホールは決して広いものではなかった。いったいどのくらいの客が入ったのだろうか、あとこのグループ、実際にはどのくらい有名なのであろうか、、、。最近のポップスにはトンと疎いので、さっぱり判らない。なお、後援にシンハビールが付いていたが、スタッフはライバルのクロスタービールを飲んでいたのは印象的であった。

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