3月6日 木曜日
天気は晴れ
前回体調を崩した時に国立大学病院で診療を受けたのだが、その際、こちらの体調の悪さもお構いなしに「日本語を教えてほしい」と依頼してきた病院スタッフがいた。体の方はもらった薬が効いたのか、その後ほどなくして回復し、私は無事に日本へ一時帰国を果たせたのだが、その一時帰国中にその病院スタッフから留守宅に電話があったらしい。まぁ病院だから私のカルテや個人情報などあって、電話番号を調べるなどわけのないことなのだろう。まぁそれほど気乗りしないが、電話をもらいながら無視しているのも気が引けるので、午前中に病院へたずねてみることにした。
本来、国立大学病院からの正式要請であれば、私としても箔が付くし、二つ返事で日本語を教えるが、どうやらことはそんなカッコイイ方向ではなさそうだった。このスタッフたちの昼の休憩時間にプライベートで教えてほしいと言うもので、報酬は無し、代わりにタイ語を教えてくれると言う。しかし、交換教授というのは、ちょっと無理がありそうだ。この手のことで、タイ人と日本人がギブ・アンド・テイクと言うことはかなり困難である私は認識している。どだい割り勘定と言う発想そのもののない国民性なのである。相手は早速今日からでもみたいな感覚でいるので、今週は忙しいから、来週改めて電話をしてきてほしいと告げた。まぁこの調子だと逃れることは困難であろう。それでも、タイ人の知り合いを作るチャンスと考えれば、先行投資的な意味があるかもしれない。
日中のほとんどをチェンライの旅行会社向けのウェブページ作成に費やす。イヤ、日中どころか、作業は深夜遅くにまで及んだ。何とか明日にでも仮の形でもいいから納品をするところまで漕ぎつけたいのである。この作業に取り掛かり始めてもうじき三ヶ月になる。最初は10ページで1週間ほどで完成させるつもりでいた。ところが、もうページは40ページほどとなり、時間もかなりかかってしまっている。私が怠慢なのは百も承知の上なのだが、ちょっと時間をかけすぎている。今夕はラジオ局へ行ってきてからも、ビールを我慢しながらひたすらパソコンに向かう。午前過ぎになってようやくリンクの張り直しが完成し、なんとか仮納品ができそうなところまで完成した。明日の朝は6時発の始発バスでチェンライへ向かうことにしよう。5時には起きるようだから、2時間とは眠れないが、その辺はバスの中で居眠りでもして睡眠不足を解消することにしよう。
朝食
|
食パンと生野菜。
|
昼食
|
日清のソース焼きそば(日本製)。
|
夕食
|
小屋がけ食堂の五目野菜炒めと揚げ肉団子。
|
前日へ 翌日へ
|