6月6日 木曜日 天気は晴れ 夕方から雷雨
優泰の学校は今日でお終いである。明日からは2ヶ月以上に及ぶ夏休みとなる。今日はたぶん成績表を持って帰ってくるはずだが、ちゃんと2年生に進級できるだけの成績になっているだろうかと心配である。
10時に英語のレッスンを受けにYMCAへ行く。たまには殊勝な心がけをして、予習と復習までやってYMCAに向かったのだが、YMCAの事務室の前を通りすぎると、何かいつもと空気が違う。教室は電気も点いておらず、誰もいない。一番乗りかなとも思ったが、別のクラスの先生が通りすがりに「今日はあなたのクラス休みでしょ」と声をかけて行った。あぁそう言えば、前回そんなような事を先生がタイ語で言っていた気がする。前回はお母さんが休んでいたため、先生はタイ語オンリーで話していた。いつもなら英語も一緒に付け加えてくれるのだが、兎に角前回はタイ語だけであり、私はその時、「来週の木曜日は終了テストだ」と言われた事だけを聞きとって、あとは聞き流してしまっていたようだ。折角来たので事務室で少し立ち話をしてからアパートへ引き上げる。
優泰は昼過ぎには帰ってきた。さっそく成績表を見てみると、多少は成績が上がっている科目があるが、4段階評価で言ったら、1と2の連続である。多少良いのは算数くらいだろうか、、。しかし、どこにも2年生に進級可能とは書いていないし、落第とも書かれていない。この辺の事は後日また連絡があるのかもしれない。ESLと言う英語の補習授業も、来期も継続して受講しなければならないのか、もう卒業できるのかがわからない。ESLこそは是非とも卒業して欲しいものだ。この学費だけだって5万バーツほどになるから大した金額である。でも、英語力から見ると来期も受講しなくてはならないのだろう。
午後、自転車があまりに埃だらけになっているので、優泰に手伝わせて自転車の清掃をする。雑巾で埃を落とし、ワックスをかけようと考えた。ところが、ビートル用のワックスが前回一回使った切りなのに、もう変質してしまって使い物にならない。もともと液体ワックスのようだったのだが、缶のふたを空けると液体と固体に完全に分離してしまっている。液体は水のように透明だし、固体は白くてカチカチに固まっている。まったくヒドイ商品もあるものだ。取りあえず液体にも多少はワックスの成分が残っているだろうと思って、その液体を自転車にかけてみる。しばらくして自転車全体が薄く粉を吹いたような状態になり、その粉をふき取るとピカピカの車体が現れた。まるで新車のように綺麗になってしまったので、今度は盗難の心配が出てきてしまった。
夕方前に磨き上げた自転車でチェンマイランド周辺を走ってみる。このあたりは日本人相手の商売をしているところが多いと聞いていたが、私は一度も足を踏み入れた事がなかった。実際に足を踏み入れてみると、高級分譲住宅地と言った感じで、メインストリートには、カラオケクラブや貿易をしているような事務所などが並んでいる。しかし、どこもあまり景気が良さそうではない。客足の遠のいた住宅地の商店街のようで、私の興味を引きそうなものは何もなかった。途中で土砂降りの雨になったので空き事務所の軒を借りて雨宿りをした。
朝食
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優泰にはホットサンドウィッチを作って食べさせる。私はそのお余りをいただく。 |
昼食
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残り物のすき焼きですき焼き丼にして食べる。 |
夕食
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久しぶりに小屋がけ食堂へ行って夕食を買ってくる。五目野菜炒めと挽肉入り卵焼き、パッタイ(タイ式ヤキソバ)。 |
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