朝からワタノー学校での日本語補習。現在の補習はハイスクール5年生を対象としているのだが、どこで聞きつけてきたのか1年生の生徒3人が一緒に補講を受けたいとやってきた。勉強したい生徒を断るのはかわいそうなのだが、語学と言うのはレベルにあった勉強をしなくてはならないし、すでに5年生の補講はレベル4の段階まで来ている。ここに初めて日本語を習う生徒を受け入れてしまうと、どちらの生徒にも無理が出てしまう。語学を学ぶのに、年齢的なギャップは大して無いと思うが、進度のギャップは大きいので、対策を考える。まずは、今度の一週間にこの一年生たちに日本語の特訓を施し、一週間でレベル4まで到達させてしまおうと思う。その上で5年生と合流してやって行けると判断したら、やっていけば良いし、無理であったらまた別の時間帯で教えてあげればいいだろう。特に現在の5年生に対する補講はかなり成功をしているほうだと思っている。この環境を崩したくない。と言うことで、今度の週は火曜日から早朝日本語の特訓が始まる。なぜ毎日こうして忙しくなっていくのか、せめてチェンマイの社会に貢献をしているのなら自分を納得させられるのだろうが、日本語を教えるのだって素人だし、生徒たちにどれだけ力になってやれているか判らない。それでも、生徒たちと勉強しあうのは楽しいと言えば楽しいのである。私のタイ語の勉強にもなっている。
帰宅後、サボっていた公開日記を書き始める。もう一週間近くもサボっていたことになる。それぞれの日に何があったのかは一応覚えているものの、何を食べたかはなかなか思い出せない。特に朝ご飯は毎朝有り合わせのものを食べているので記憶に残らない。
お母さんは優泰をつれて韓国系のキリスト教会へ行かなかったようである。理由は行くと色々と面倒だからだと言う。私は日本人社会とも関係が希薄だし、韓国人社会ともほとんど接点が無いから判らないが、どうせこの手のコミュニティーにドロドロは付き物である。お母さんたちは教会に行かない代わり、近所のショッピングセンターへ食事に出かけた。私は時間も惜しいので、留守番をし、冷蔵庫を覗いても、ロクに食べるものが無い。入っているものはお母さん用の韓国風の食材を入れたパックばかりである。私は冷蔵庫の奥から海苔の佃煮の瓶詰めを取り出して、わびしい昼食とする。おかずの無い食事と言うのは、ご飯を二膳も食べたのに満腹感が無い。
お母さんたちは昼食を食べに出たのだから、1時間もすれば帰ってくるかと思ったが、帰ってきたのは4時過ぎであったという。ショッピングセンターで食事をした後、映画を見てきたと言う。所帯を同じくしている家族でありながら、どうしてこうも生活レベルに差があるのであろうか、、。まぁ、お母さんたちがいなかったおかげで、公開日記のアップデート作業はだいぶ進んだ。
アパート内のLAN接続先プロバイダーをLoxinfoからKSCに変えられたのだが、KSCはお話にならないくらいスピードが遅い。さらにどうもサーバーが時々30秒くらい停止していることがある。まったくお粗末なことこの上ない。しかし、今までLoxinfoでトラブっていたプログラムファイルのダウンロードが時間がかかるもののパケットロスなしでできるようになったことは喜ばしいことである。これで待望のIE6ヘのバージョンアップができる。メデタシメデタシである。
お母さんはもう一台冷蔵庫を買うのだと言う。今の冷蔵庫では手狭で、食材が入りきらないからだと言うのである。確かに、色んなものが冷蔵庫には詰め込まれている。薬や化粧品から、優泰やお母さん用の日本製お菓子まで、生鮮食材の入るスペースはほとんど無いし、まして私の晩酌用のビールなと入れてもらえない。ビールを冷やしてもらえないのは、たぶん私に冷蔵庫を買うことを承諾させるための作戦ではないかとも思えるのだが、それが戦術だったとしたら私はまんまとその手に引っかかってしまって、明日の午前中に冷蔵庫を見に行く約束をさせられてしまった。
朝食
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クロワッサン。 |
昼食
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ご飯と海苔の佃煮。 |
夕食
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カレーライス。 |