10月5 金曜日

今朝も雨である。それもスコールのような降り方だ。優泰を学校に送る時もまだ降っていた。

雨は8時過ぎには上がり、道が乾くのを待って、10時近くにお母さんと郊外のスーパーめぐりをする。ベッドのサイズが以前より小さいクイーンサイズベッドとなったので、寝具類を新調しなければならなくなった。また、洗濯機などももう一度見てみたいとも思っている。

はじめに入ったのはカーフーである。ベッドパットに適当なものがない。なぜかあるのはキングサイズとセミダブルサイズばかりだ。それとシーツなどは圧倒的に柄物ばかりである。次に行ったマクロも同様である。洗濯機は4千バーツをきる製品がいくつかあった。一番安い韓国メーカーのものは3千バーツ未満だ。洗濯サイズは大体3キロ未満であった。しかし、作りの仕上げ状態はまちまちで、韓国メーカーのものは斬新なものもあるが、製品仕上げが雑なものもあった。三菱のものは20年前のものかと思わせる古臭いデザインであったが、作りはしっかりしていた。お母さんはタイの積み上げ式弁当箱が気に入ったようだ。ステンレス製で3段くらいに積み上げるタイプのもので、密閉できるものもある。が、たぶん弁当箱としてよりかは別の用途を考えているのだろう。マクロにてお母さんはウルトラマンのTシャツを私が止めるのも聞かずに買った。優泰用にはサイズが大きすぎるのである。小学生高学年用のサイズだ。そのことをしてきしたら、優泰が大きくなるまでとっておくとおっしゃってくれた。あーあ。

時間が立つのは早く昼になっていた。三軒目のビッグCに入ったところで、そこのクーポン食堂で昼食とした。ここのクーポン食堂は近所のシッピングセンターのものと比べ規模も大きく、バラエティーも豊富であった。私は菜食主義のコーナーで肉無しの焼きそばと韮や筍、きのこなどの蒸し春巻きを3種注文。お母さんは鶏肉とカシューナッツの炒め物載せライスを注文した。デザートにお母さんはアイスコーヒー、私はタイ式のゼンザイとミックスかき氷を食べた。

ビッグCではめぼしいものがなにも見つからなかった。ただ、南京錠とチョコレート味のコーンフレーク、洗剤を購入。そして、もう優泰を学校に迎えに行く時間となり、学校へ直行し、アパートへの戻り道にサイアムテレビに寄って、ガステーブル、オーブントースターを注文。東芝製の洗濯機は売れてしまったのか陳列されていなかった。今日の5時半頃に届けてくれるとのことであった。

サイアムテレビを出たところで優泰がスーパーに寄ってお菓子を買いたいと駄々をこねる。優泰の小遣いで今日買えるのは5バーツの袋菓子がせいぜいだし、その手のものはスーパーより隣の雑貨屋の方が充実しているのだが、優泰にはそれがわからない。かといってひとりで買いに行かせるわけにも行かず、お母さんが同行する事になった。近所のショッピングセンターにあるスーパーには無料駐車場がないので、私はアパートへ戻ることにする。お母さんは10バーツ払えば駐車場に止められると言うが、たかが5バーツの菓子ひとつのために駐車料など払えるものか。

ショッピングセンター前で2人を降ろして、ひとりアパートへ戻ると、後部座席にお母さんの日傘が置きっぱなしになっている。今日は日差しも強いし、お母さんも疲れ気味なので、日傘無しで帰ってくるのは辛いだろうと、ショッピングセンターまで届けてあげることにした。走って行ってスーパーの中を一巡りしたが見つからない。途中ですれ違って、家路に向かっているところかもしれないと思い、また走ってアパートへ戻ったがまだ戻っていなかった。
またまたショッピングセンターの前まで走って、今度はすれ違ったりしないように、通り端で待つことにした。が、なかなか出てこない。15分たっても出てこない。携帯でアパートへ電話をしても出ない。通り端は車やバイクの出入りが多く、ツーストロークエンジンやディーゼルの排ガスをまともに浴びる。それに炎天下だ。20分を過ぎたあたりで、めまいがしてきた。30分を過ぎると、吐き気もしてもう立っている事も辛くなってしまい、これ以上待つのは断念して、アパートへ戻ることにした。どうやら軽い日射病らしいが、意識は半分朦朧として、部屋に入るなり倒れこんでしまった。

夕方お母さんが呼ぶ声がしてして、なにやらトラブルらしい。気力を振り絞ってなんとか起き上がって話を聞くと、ガステーブルを届に来たが、このアパートではガスの使用はできないと事務所から連絡があり、配達の人が階下で待っているという。こんな時に、まったく!とりあえず事務所のスパンポーンさんに入居時にガス使用禁止の説明を受けていない事、以前入居者がガスを使用していた形跡があることを説明したが、決まりならばしかたがない。配達人には恐縮ながら持ち帰ってもらう事とした。

まだ、身体がふらつくが、一休みした上で自転車に乗ってサイヤムテレビへ行き、ガステーブルの返却を依頼する。でもただ返金を依頼したら角が立つかもしれないし、売り子の売上にも影響を与えそうだと思い、「東芝製の洗濯機を買いたかったのだが、、」とほのめかしたところ、売りきれたがすぐに取り寄せると言う。

アパートに戻り、また一服して夕食を買いに出る。優泰は先にレトルトのカレーを食べさせていた。小屋がけ食堂でトリ肉の生姜炒めと空芯菜の炒め物を注文。お母さんはキムチで食べると言って、小屋がけ食堂のメニューにはほとんど端を伸ばさなかった。

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