旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

５月５日　水曜日　　　　天気は晴れ　夕方前豪雨

　密着同行の最終日。今日はチェンマイの北側、メーリムとメーサーの観光施設ゾーンへ行く。はじめに立ち寄ったのはスネーク・ファームとか言う蛇のショーを売り物にした施設。施設そのものはちょっとお粗末ながら、ショーはそれなりに楽しませてくれる。ショータイムにはちょっと早く、施設内のヘビたちを見学して回る。蛇だけではなくイグアナなどもいるが、その種類とディスプレーはもう一工夫ほしい気がする。
　そんな施設ながら、ショータイムが近づくと見物客が続々と観光バスで集まってきて観光客を降ろしていった。ここの入場料金は施設と比較してちょっと高いのは、蛇使いの危険手当が含まれているからなのだろうか？通常この手の施設ならば、ショーなどよりも土産物売り場が充実しているものだが、ここでは土産物など売っていないようだ。蛇の毒を使った精力剤などあったら売れそうな気もするのだが、、。売っているのは缶入り飲料ばかりである。
　私は何度もショーを見たことがあるのだが、はじめて見る人にはちょっと刺激が強いかもしれない。ご夫妻も奥様のほうがもう途中で「出ましょうよ」と言うことになった。

　続いて蘭園にも立ち寄り、見学。胡蝶園も併設されていたが、チョウの方はあまり舞っていなかった。こちらのほうは土産物売り場もしっかりあったのだが、お客が私たちだけしかいないからか、それとも団体客専門なのか、売り子たちも熱心に声をかけてくることがなかった。もっとも、その方が私たちにとっても好都合で良い。

　昼はメーサー・エレファント・キャンプで食べた。そして象のショーなどを楽しんでもらった。私のお気に入りのワンペーンと言う名の子象はもうすっかり大きくなってしまっていたのには驚いた。昨年はあるCM撮影のためにこの象にはずいぶんと世話になった。撮影が辛いのか涙を流しながら協力してくれた子象だったのだが、私のことを覚えているのか、盛んに鼻を伸ばして私の手を引っ張ろうとする。親愛の情なのか、昨年苦労させられた恨みなのかははっきりしないが、まぁ良いほうに解釈して、少し象と遊ぶ。

　夕方前からチャエマイ市内は車軸落としのような豪雨に見舞われた。ビートルのワイパーなどものの役にも立たないくらいだし、道路は冠水し、特にファイケオ通りなどは山からの水が流れ込んで、急流となっている。ビートルはほとんどブレーキが効かなくなり、低速でしか走れなくなった。もっとも、エンコして走れなくなった自動車があちこちに止まっていて、道路自体も凄い渋滞になっていたが、、。この雨の影響は雨が上がってしばらくたった夜半まで続いた。

　夕食には空港前の管制官食堂のオープンテラスで食べたのだが、はじめこそ良かったが、途中からとんでもない数の虫が飛び交い始めて、とても食事どころではなかった。食べかけの料理もそのままに急いで空港ターミナルへ逃げ込んだ。このターミナルも虫が侵入して飛び交い、また床に落ちて死んでいる。雨が降ると出てくるこの虫だが、これほど凄い数を見たのははじめてであった。お客様は今晩の飛行機で帰国の途に着かれた。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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