旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

２月４日　月曜日 　　　天気は晴れ　

今日も災難な日であった。まず、朝優泰を学校に送ろうとしたらビートルのバッテリーが上がってしまって、エンジンがかからない。このところバッテリーが弱ってきているなぁとは感じていたが、週末に花祭りで渋滞する市内をエアコンをつけて走っていたのが良くなかったのだろうか、、、。恥ずかしながらアパートの警備員にビートルを後ろから押してもらってどうにかエンジンをかける事ができた。車の押しがけなど現在の日本では考えられない事だろうが、タイではまだ良くある事なのか、警備員たちも気軽に応じてくれた。
何とか優泰を学校へ送って、アパートの駐車場にもどると、後部座席に優泰の弁当箱とファイルが載ったままになっている。忘れ物だ。ふたたび学校へ忘れ物を届けに向かう。
昨日の夕方、買い物に出た時に、自転車のチェーンが外れてしまった。夕方で慌しかったので、そのままにしていたが、今朝チェーンケースを開いて確認したら、チェーンが外れたのではなく、チェーンが切れていた。どうもチェーンのつなぎ目を留める部品がどこかに欠落してしまったらしい。部品がないことには、どうにもならない。あとで、自転車の修理屋に持ちこむことにする。

お母さんはパンを作るのを見学に行くと言って昼前から外出しており、私はYMCAから戻ってひとりで一時帰国用の荷造りをする。今回は荷物が多い。重たいものではラビットスクーターの消音機である。小さめの座布団くらいの大きさで鉄でできている。そしてエンジンにつながるパイプもニョッキリと伸びている。他にも土産物などかさばるものが結構ある。明日、成田空港への到着予定時刻は夜の８時過ぎなので、できれば荷物は飛行機に預けず手荷物にしたい。それに明日の東京の天気は午後から雨だと言う。重たい荷物を夜更けの雨の中持ち歩くのは想像しただけでウンザリする。だけど、カバンはどこにしまってあるんだ？お母さんがいないと何がどこへしまわれているのかまるでわからない。優泰が生まれてから、お母さんは整理整頓に甘くなった。それでも、家具の配置を変えたり、収納場所を変えたりは頻繁にしてくれる。そのため、私は何がどこへしまわれているのかさっぱり判らなくなってしまう。お母さんも時々自分でも判らなくなっていることもあるようだが、、。そして、収納場所を変えてくれるたびに、私の収納スペースがどんどん狭められていく。この間まで私の辞書などを並べていたスペースが、何時の間にか優泰のおもちゃが陳列されていたりする。

優泰を学校へ迎えに行く途中で、先日からときどきアパートへ遊びに来ているソルビン(韓国人の子供)を見かけたので、ビートルに乗せて一緒に優泰の学校まで行く。今日も優泰は放課後にドラえもん音頭の練習があるので、ソルビンと一緒に見学をする。

今晩のバンコク行きのバスは９時なので、アパートを出たのは８時半近く。優泰を寝かせつけ、お母さんは英語の先生のところへプライベートレッスンを受けに行き、私は一人で夜逃げのようにアパートを出る。東京に着くのは２４時間後だ。このところ寝不足が続いていたので、夜行バスは少し辛いなぁ。

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(2015年5月からのブログ)

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