5月3日 金曜日    天気は晴れ 

 お母さん用のパソコンはだいぶできあがってきた。このままでも、十分に使えるパソコンとなったが、もう一歩踏み出して、私のノートパソコンとクロスケーブルでつなげて、ファイルの共有ができるようにした。ただ、私としてはネットワークの共有もさせたかったのだが、これはWin98のマニュアルを何度も読み返したが、できなかった。お母さんも今後メールのやり取りやットサーフィンなどをしてダイヤルアップ接続する時間が長くなってくると、1本しかない電話回線を私と取り合いになる事も考えられる。そこで、私のパソコンをゲートウェイにしてネットワークの共有をしたかったのだが、、。

 昼から優泰のクラスで生徒による詩の朗読があるというので、お母さんと出かけた。優泰が一体どんな風に英語の詩を朗読するのか興味もあったが、実際には「これが朗読なのか?」と首をひねるようなものであったが、他の生徒たちの朗読も声が小さくてなかなか聞き取れない。それでも、親ばかと言うのはどこの国でも同じと見えてビデオで一生懸命録画しているお父さんもいた。まぁ優泰がクラスの中でどのような立ち回りをしているのか知ることができるよい機会ではあった。

 夕食にはお母さんがなかなか雰囲気が言いレストランだと言う空港前のレストランへ行った。空港前にあるのだが、検問所のあるゲートの奥にあり、外界と遮断されている。一種のリゾート施設のような構造で、貯水池のような大きな池の周りに、これまた大きなシャレー風の建物が点在し、庭の芝も良く手入れされている。池の岸に張り出したテラスでの食事もできるし、冷房の良く効いた建物の中でも食事ができる。ウエイトレスは緑色の制服を着ている。屋外ではバンドの演奏もしている。客は多からず少なからず、ほとんどが会食組のようで、服装もきちんとしている。短パンにTシャツの私はなんとなく場違いな感じがした。
 注文した料理は以下の通りである。
・ナマズのフレーク揚げと野菜の和え物 ナマズが香ばしくて美味しい。ヤムと呼ばれるタイの和え物は一般的に辛くて酸っぱいのだが、ここのは辛味がそれほどでもなく、別皿の唐辛子ソースを絡ませて食べると味がしまって美味い。
・プラートーフー これは魚豆腐と言う意味だろうか、、。味はハンペンを軽くフライパンで焼き上げたようなもので、甘い蜜のようなタレをつけて食べる。
・鶏肉のグリーンカレー お母さんはここのはちょっと辛くてレモンツリーのほうが美味しいと言うが、私はそれほど辛いとは思わなかった。お母さんには人気のない大粒のグリーンピースのような緑色の丸く小さなナスの苦味も私は好きだ。
・優泰はこの手のタイ料理を食べられないのでスパゲティーを一皿注文。ピーマンと人参、玉ネギに鶏肉のスパゲティーはタイのスパゲティーとしてはまずまずの味であった。  

 

朝食

ご飯と紀州の梅干を食べる。

昼食
レトルト激辛インドカレーを食べる。
夕食

空港前のレストランで食事。内容は本文にて。

 

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