朝、お母さんをAUAへ送った後、ガソリンスタンドへ寄ってビートルのオイル交換をする。毎度4千キロごとにオイル交換をしていたが、今回は遅れて五千キロを超えてしまっていた。オイル交換と一緒に、グリスアップも依頼しておいたのだが、いつものベテラン整備士ではなく、若い工員が担当した。そして、15分ほどで「終わったよ」と言ってきたのだが、依頼したグリスアップを忘れている。それにいつもなら頼まなくてもエアフィルターの清掃もしてくれるのだが、それもしていなかった。今後は担当の工員を指名するようにしようと思う。
アパートに戻ると大荷物を抱えたO女史が私の部屋の前の廊下に立っていた。たった今しがた中近東から帰ってきたそうだ。2カ月以上に及ぶ大旅行をしてきた割には、それほど疲れた様子も無い。そして、今日から入る予定のアパートの部屋がどうなっているだろうかと言うので、一緒に見に行ってみた。が、案の定、部屋の掃除はされておらず、補修工事も入った様子が無い。「なんだ、依頼したことが何もされてないじゃない」とご不満顔。でも、仕方ないだろうな、、。だって、、アパート側は戻ってくる直前まで、何もしていないのがいつもなのだし、突然帰ってきても何もできていないのは、タイでの道理である。改めて事務所に清掃と補修をすぐにするように依頼をしなおす。
定例の火曜日で、日中は終日運転手役で、市内の送迎を行う。そんな中で待ち時間が結構あるので、フォルクスワーゲンの部品屋に行ってみる。あれこれ部品を見ているうちにエアフィルターを交換したくなってきた。価格を聞くと460バーツと言う。私の懐具合からすると安い金額ではないが、現在のエアフィルターは私がこのビートルに乗り始めてから一度も交換していないし、それ以前のオーナーだっていつ交換しているか分かったものではない。エンジンの寿命にも影響を与えるものだし、ここらで交換してしまうのが得策かと思い、思い切って買ってしまう。また、財布を開いたついでにディストリビューターのキャップも買ってしまう。これは別に壊れたわけではないが、プラスチックの製品だし、もしどこか山の中でも走行中に破損したりしたら身動きが取れなくなってしまうので、予備の意味で買っておく。これは295バーツ。
アパートに戻ってからはレモンツリーのメニュー作り。文字関係の入力はほぼ完了して、ページのデザインに移る。エクセルを使って作成したために、デザイン的なところでは色々と制限がついてしまう。いろいろと試しているところで、Isさんが訪ねてくる。別にこれと言った話があったわけではなさそうなのだが、話をしているうちに先日のお礼と言うことで、家族をどこか夕食に招待してくれると言うことになった。そして、いつどこへ行こうかというと言うことを話しているうちに、「早速だけど今日行ってしまおう」と言うことになり、久しぶりにカムインハウスへ行くことになった。ここならば車での送迎があるので、私も安心してビールが飲める。
6時半にカムインハウス差し回しの車に乗ってカムインハウスに到着。予約をしていたカントークの部屋へ通される。この部屋どういうわけかものすごい数の蚊が飛んでいる。きっと日中扉を開け放っていたのだろう。ここのレストランの中庭には池もあるし、茂みもあるので蚊が発生しやすいのだろう。蚊取り線香を焚いてもらっての食事となったが、この蚊取り線香の効き目が無いのか、蚊の勢いはちっとも減らずに盛んに飛び回っている。それでも、刺そうと攻撃してくる様子も無かった。
料理の内容もサービスも以前と変わらないのだが、客の入りが悪い。私たちが到着したときにテーブル席で若い女性たちが何人か食事を取りながら談笑しているだけで、彼女たちが帰った後は、他に誰も客はやって来なかった。たぶん、この店の客層はかなり高かったのだが、その顧客が新装オープンしたルグランランナに取られているのではないだろうか、、と余計な心配をしてしまう。しかし、このカムインハウスはカムインハウスなりの良さがあって、こじんまりとして、日本で言ったら隠れ家的な料亭のような雰囲気で、ルグランランナは、設備は豪華ながら規模が大きいので、隠れ家的な感じが無い。一緒に行く人との愛称によって使い分ければ、チェンマイでの接待用レストランとして共存できそうなきもするのだが、、。
朝食 |
ご飯と大根の味噌汁、春菊の胡麻和え、大根とにんじんのナマス。 |
昼食 |
川沿いの中華そば屋にてワンタンチャーシュー麺とカニチャーハン。 |
夕食 |
カムインハウスにてIsさんと夕食。ゲーンハンレー(北タイ風ポークシチュー)、淡水魚の姿揚げ、地鶏のフライ、空芯菜炒め、春巻き、トートマンプラー(タイ風さつま揚げ)、タイ式オムレツ。 |