久しぶりに優泰を補習校へ連れていく。先週から二学期が始まっていたのだが、旅行へ出かけていて欠席させていた。補習校に到着したところでTさんに会う。そしてTさんへ私たちは来月で日本へ帰国することになったから、補習校ももうじき辞めることになると伝えようとしたら、先を越されて「今日で補習校最後ですから」とTさんに言われてしまった。もっとも、Tさんは帰国するからと言う理由ではなく、「費用対効率で補習校へ通わせている意味合いが薄くなった」と言うのがTさんの理由であった。Tさんの家はチェンマイから70キロも離れているので、息子さんを補習校へ連れて来るだけで大仕事である。さらに、来月から補習校の授業料が5割ほど値上げされるが、その値上げに関して父母会で十分な討議を経ることなく決定されてしまったことに不快感を感じられていたようである。確かに、この値上げは我が家にとっても痛かったが、まもなくチェンマイを去る立場で、この件に関しての発言は控えるべきと考えていた。
この値上げ問題に限らず、残念なことながら、補習校で新しく試みられた事柄が、必ずしも初期の目的通りの成果をあげきれていないこともあるように思う。特に普通クラスと基礎クラスに分割したことは、試みとしては悪いことではなかったが、やはり運用面で障害が発生しているようだ。何と言っても今回の授業料値上げの発端になったのも、1学年を2クラスに分割するのだから、経費もかかるわけである。学校の児童数から言えば、山の分校並で、2学年合同の複式授業がおこなわれてもおかしくないところで、1学年2クラスにしてしまったのだから、、。そうした経費をかけて生徒たちに教えても、優泰を通して見たところ、以前に倍するような効果は出ていないようにも思われる。去る立場ではあるが、今後の補習校のあり方が大変気になってしまう。
日中をK.K.トラベルで過ごす。来店客は多くない。そして、特に西洋人の来店客がめっきり減ってしまっている。タイ人スタッフたちは、オリンピックのタイ人選手たちの活躍に夢中になって、カウンターに閑古鳥が鳴いても気にならないようだが、このような状態が続いたら、店舗として維持していくことは難しくなる。経営者へ「来店客が少ないのは、店に入りにくい印象があるのではないか」と進言した。99パーセントが外国人相手の商売であるにも拘わらず、店の表看板はタイ文字で、英語の表記はおまけ程度に目立たない。さらに店の入り口には、黄色い横断幕がぶら下げられているのだが、それもタイ語のみの表記である。これでは、外国人の目から見たらタイ人専門の店に思われてしまいかねない。そのことを指摘したのだが、「今は観光客が少ないオフシーズンだから仕方ないのよ」と至って平気な顔をしている。何とか私の後釜に優秀な後任が来てくれれば良いのだが、、。このままでは、日本事業部の閉鎖に続いて、会社の存亡も怪しくなって来てしまう。
小鳥のピョンの食欲が落ちている。いままで大好物だった牛肉の挽肉を食べなくなった。食べるのはスイカを少々くらいで、便も下痢でもしているのか、水分ばかりの透明な便をする。具合でも悪いのだろうか、、。見た目は普段と変わりなくしているが、小鳥と言うものは、突然パッタリと逝ってしまいそうな生き物なので、気になってしまう。もっとも、ピョンの食べ物に対する志向は気まぐれで、ご飯粒ばかりを食べていたかと思うと、ご飯粒など見向きもしなくなり、次に麺類を喜びといった具合で、牛肉に飽きてしまっただけかもしれない。豚の挽肉を与えたら、しばらくは喜んで食べていたが、それも数口食べたところで食べなくなってしまった。
アルコールに弱くなってきて、今晩は缶ビール1本に、コップ酒をコップに半分だけで、もう限界である。まだ8時半前なのにベッドに入って寝てしまった。ピョンも一緒に寝かせてしまう。
朝食 |
ご飯と目玉焼き、韓国海苔。 |
昼食 |
パッタイ。 |
夕食 |
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