今朝はロータス・ホテルでのツアーの見送りからスタート。その後、そのままK.K.トラベルに入って業務を少々こなす。
小鳥のピョンを日本へどのように連れかえるかで、調べはじめる。私の日本への帰国ルートは台湾で温泉に浸かって、墓参りをしてからにしようと半ば心が決まった。その事についてはお母さんにも了解を取り付けた。お母さんも「日本に帰ったら台湾へもなかなか行けないからね」と理解を示してくれた。日本へピョンを連れていくにあたり、成田空港にある動物検疫事務所へ電話を入れてみた。「えーと、小鳥ですかぁ、今のところは問題ありませんが、今後取りインフルエンザの影響で、持込が禁止されるかもしれませんよ」と係官に言われた。なるほど、そう言う問題もあるのかぁ、確かにタイでは雨季に入ってから鳥インフルエンザが再燃し始めている。これは「持込禁止」となる前に速やかに帰国すべきかもしれない。また、係官は「ワシントン条約の兼ね合いもありますから」と通産省へも確認を取るように指示された。
次に、台湾を経由するにあたって、台湾へのピョンの持ち込みが認められるかどうかを調べ始める。台湾領事館とも言える台北経済代表処へ電話を入れてみた。しかし、「本日の業務は終了しました」とテープが流れる。タイとの時差2時間を考慮しても、まだ、東京は午後3時前のはずである。ずいぶんと早々と店じまいをしてしまうものだなぁと思ったが、良く考えてみたら日本で今日は「敬老の日」で祝日であった。
台北代表処は、日本以外にもバンコクにもあるのだが、私のタイ語や北京語の能力では、この手の話を正確にやり取りできない。会って話すのならまだ身振り手振りも使えるが、電話では無理である。そこで、チェンマイへも乗り入れているマンダリン航空の事務所へ行って確認をしてみることにした。マンダリン航空なら所長さんもスタッフも顔見知りで、懇意にさせてもらっている。台北への路線が開かれているので、きっと良い情報が得られるだろう。
チェンマイ空港のマンダリン航空事務所へ行ってみた。「小鳥ですかぁ、、機内には持ち込めませんよ」と言われる。さらに、未確認ながら台湾そのものが小鳥の持込を認めていないらしい。おやおや、これでは計画がやりなおしになる。そして、所長さんは「タイからの小鳥の持ち出しについては沢山の書類が必要だよ」と言った。しかし、どのような書類が必要なのかは「タイ航空に聞いたほうがイイよ」と言った。私は検疫なのだから、日本への持込ばかりに気を取られていたが、タイ出国にも条件があったようだ。
夕方から、タイ式キックボクシングのチャイヤイ・ジムへ優泰を連れていく。昨年末1週間キックボクシングのトレーニングをさせて、多少凛々しくなった優泰であるが、その後のダラダラ生活で、すっかりブクブクに太ってしまい、ボクシングのポーズも様にならなくなってしまった。日本へ帰って、イジメに遭わない為にも、帰国前に身体と精神力を鍛え直しておく必要を急務として感じていた。そして、本日よりジム通いとなる。
ジム周辺のランニングから始まり、元チャンピオンから直々に文字通り手取り足取りトレーニングを受ける。元チャンピオンのチャイヤイはとてもやさしい人なので、優泰のようなヘナチョコにも、親切に教えてくれる。もし、私が指導役だったら、「去年アレだけ教えたのに、全部忘れやがったか、このガキめぇ」とカリカリ来ているところだが、、。
優泰の基礎体力の無いことにはちょっと愕然とさせられた。たった4キロのダンベルを片手では持ち上げられないのである。私は1日おきくらいにジムへ通わせようかと思っていたが、この惨状を見て、今週1週間は毎日通わせることにした。
朝食 |
ポテトサラダとパン。 |
昼食 |
パッタイ。 |
夕食 |
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