朝、優泰を学校に送るついでに、お母さんをナイトバザール近くの金曜朝市とムアンマイ市場へ買出しに連れていく。今までは余り気にせずナイトバザールの通りに路上駐車をしていた。早朝であるし、車の通りも少なく、問題ないだろうと思っていた。ところが、先日ナイトバザール近くのターペー通りにビートルを5分ほど路上駐車をして、サーラーチェンマイさんへ伺ったときである。戻ってみると、フロントガラスに張り紙がしてあり、どうやら「駐禁」の警告であるらしい。まぁ、イイやと思ってビートルを発進しようとしたら、輪タクのサムロー引きが、静止して、前輪を指差す。何だろうかと思って、降りてみてみると車輪に鍵付きの輪止めが嵌められている。チェンマイの駐車禁止の取り締まりも厳しくなっているらしい。罰金はその時結局払うことなく免除してもらったが、たっぷり警察官から注意を受けた。そのまた近所で再犯を犯したら、面子が立たないので、お母さんだけを朝市近くで降ろし、私は遥かかなたの駐車の可能な場所までビートルを止めに行った。
ベルビラ・リゾートと言うリゾートホテルがチェンマイ郊外にある。ホテルの庭がきれいなこともあり、私はチェンマイに住んでおられる方に良く推薦して来ていたのだが、先日からK.K.トラベルの担当になった担当者の対応が良くなく、ちょっと困っていた。そして、今回もしっかりした対応をしてもらえず、今後の取引を辞めようかと言う気になった。
このホテルの設定している宿泊パッケージに関して、2泊すると3泊目が無料になる特典がついている。さらに空港への無料送迎もサービスすると言うので大変お得なパックであると思って、お客様にも推薦してきた。しかし、その特典の条件がコロコロと変わるのである。実際に予約しようとすると、特定のタイプの部屋だけだとか、空港送迎は別料金だとか言い出す。来週の宿泊予約分に関してまでそんなことを言い出すので、こちらはその辺の条件が提示されている書面をファックスで担当者へ送りつけ、この条件が正しいのかどうかはっきりするように迫った。ところが、担当者は「ファックスが壊れていて受け取れない」と言う。ならばメールで添付するからと言うと、「忙しくてメールを開く時間がない」と明らかに逃げようとしている。立派な施設を持つリゾートホテルでファックスが使えないなんて、信じられないし、送信後にこちらのマシンには「送信完了」のサインがちゃんと出て、エラーメッセージなど何も表示されていなかった。
この担当者、先日から「代理店対象の無料宿泊研修に参加しないか」と積極的に誘ってくるが、こうしてイイ顔できる時だけ、寄ってくるクセして、クレームの処理や、今回のような契約に関するトラブルになるとすぐに逃げる。逃げれば難とかなると思っているらしい。しかも、追いかけると「自分は知らない」とか、「自分の責任ではない」と言い出す。こちらはビジネス対ビジネスとして話をしているつもりなのに、その点が理解できないらしい。せっかく良い施設を持っていても、そのスタッフの対応で、質を落としてしまっている例かもしれない。今後は、ベルビラではなく、その向い側にあるスアンブア・リゾートを推薦して行くことにしよう。こっちなら部屋にバスタブもついているし、、、。でも、まずはスタッフの対応ぶりからテストしてみないと、、。ちなみに、チェンマイ郊外で一押しは、メーリムにあるJIRUNGと言うリゾートである。ここなら安心して推薦できる。
夕方から、複雑な航空券の手配などで、時間のかかる対応が続いた。その間にもお客様は何組かお見えになり、お待ちいただいたのだが、こうしてお客様を待たせているのが、とても恥ずかしく感じた。お客様の対応をしているのは私一人、他のスタッフは新聞(スポーツ欄です)を読んだりネットでチャットしたりして遊んでいる。お客様は延々と1時間もお待ちになっている。お客様を待たせながら、スタッフが遊んでいたら、お客様の印象がどれほど悪いものだろうかと考えないのだろうか、、。お待ちになっているのが日本人だったらば、私が対応しないと無理があるかもしれないが、簡単な来店目的を英語で聞いてくれておいてくれたら、こちらもお待ちいただいている間の対応ができるのに、、。また、西洋人なら私でなくても十分なはずなのに、応対をなかなかしようとしない。「タローの方が英語が上手でしょ」と言って、スタッフどうしでジャレあっている。閉店後、経営者にこのことを相談したのだが、経営者までが、「タローの方がお客さんへの対応が上手でしょ、お客さんもタローじゃなきゃ満足しないよ」と言う。そんなことを言うのなら、来週からK.K.トラベルなんて店名から「」タロー・トラベル」に改名していただきたい。ストレスも最高潮、帰宅後のラオス焼酎の減りが早い。