10月19日 火曜日
さて優泰も日本の小学校第1日目である。初日なので私とお母さんも登校に付き合う。しかし、生憎の小雨が降っている。3人で傘をさしながらの登校となった。
優泰は3年3組と言うことになった。担任は小竹先生と言う女性の先生であった。教頭先生自らが優泰をクラスの皆に紹介してくれて、さっそく第1日目が始まった。教科書などはすぐに手配をしてくださるとのことであった。
チェンマイのK.K.トラベルともメールで連絡が取れるようになり、気がかりであった小鳥のピョン子も元気にしているらしい。ただし、私と暮らしていたときと比べて食べる幼虫の量は半分に減り、便の回数も1日3回しか出ないと言う。以前は、ほぼ30分おきにプッとフンをしていたのに、便秘にでもなっているのだろうか?虫ばかり食べて野菜の不足と籠に入っていての運動不足が考えられる。
国際宅配業者のUPSの成田空港事務所から電話が入り「成田に荷物が届いたんですけど、これぇ引越し荷物ですよネェ、ウチは引越し荷物やってないんで、通関で引っかかっちゃってんですよ」と言われた。こちらとしても今更「引越しは扱えない」と言われても困ってしまうので、「そこを何とか」と食い下がったところ、至急別送品申告書とパスポートのコピーを郵送で送るようにと指示を受ける。家族3人分のコピーなので枚数もかなり多くなってしまった。
これらの書類の郵送と併せて、郵便局に口座を開設する。小学校では給食費やPTA会費などを口座からの自動引き落としに強いるそうなのだが、最近の銀行はこの手の手間ばかりかかる小額の自動引き落としサービスを受けてくれないそうで、出きるのは郵便局だけなのだそうだ。私も以前は郵便局に口座を持っていたが、チェンマイでの生活費のためにとっくの昔に全額払い戻して解約してしまっていた。
午後2時半には優泰を迎えに小学校まで傘をさして出向く。迎えをしてやるのは、まだ優泰は我が家と学校の位置関係を理解できておらず、道に迷う恐れがあるからである。
先生の配慮で同じ方面のクラスメート何人かを集めてもらい、一緒に歩いたが、もともとが地元の幼稚園の年中まで通った優泰である。そのクラスメートに聞いてみると、どうやら幼稚園では同じクラスだったようだ。もっともお互いの記憶には残っていないようだが、、。
夕方からラビット・スクーターの乗って、ディスカウントストアへ買出しに出かける。まず優泰の学用品が必要である。日本の小学校では、国語や算数などそれぞれ専用のノートがあり、それらを揃える。また鉛筆や消しゴムなども引越し荷物が届かないので買い揃えなくてはならない。他にも食料品などを買い込む。
今晩の夕食はアジの干物である。このアジの干物もやっぱり美味しい。ただアジの干物だけでは寂しいので近所のスーパーでカキフライも買ってきて食卓に並べる。
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