10月31日 木曜日
天気は晴れ
バスは寒かった。エアコンの通風孔を閉めたにもかかわらず、冷風がもれてきて、毛布をかぶってもまだ寒い。あまりの寒さで鼻水が止まらなくなり、夜明け前から眠れなくなってしまった。どうしてタイの人はこれほど寒いくらいにエアコンを効かせるのだろうか、、。これじゃまったく冷蔵庫だ。他の乗客はジャンパーなどを着込んでいる。しかし、誰一人寒いなんて口にしておらず、むしろジャンパーとかセーターを着るのを楽しんでいるかのようだ。バスから降りたらメガネのレンズが曇って、しばらくは前が見えないほどであった。
アパートにもどったら、部屋には誰もいなかった。朝食を食べ散らかしたあとがあったので、どうせこの近所だろうと思っていたら、8時半頃になってお母さんが帰ってきた。事情を聞くと、今朝は優泰を学校へ送るワゴン車が来なかったと言う。そして運転手さんとも連絡がつかなかったというのだ。まぁボロいワゴンだからどうせ故障でもしたのだろうけど、利用する側としては迷惑な話だ。結局待っても来ないので、お母さんがオート3輪タクシーのトゥクトゥクに乗って優泰を学校まで送っていったそうだ。トゥクトゥク代で100バーツも損をした。次回運転手に送迎料を払うときに値引きさせなくては、、。
もうひとつ心配なのは、優泰の迎えがどうなるかだ。以前にも朝来なかったことがあったが、午後の迎え時にはちゃんと待っていたことがあった。このときもどうやら故障だったようなのだが、さて、今回はどうしたものであろうか?とりあえず心配なので、2時過ぎに自転車に乗って学校まで様子を見に行ってみる。
案の定、心配的中しワゴン車の姿が見当たらない。駐車場にたむろしている他のワゴン車運転手に聞いても、見かけないという。朝の故障がまだ修理つかないのか、それとも夜逃げでもしたのだろうか?私は結局優泰を自転車の後ろに乗せて、ペダルを踏んでアパートへ連れ帰ることになった。あしたはちゃんと来てくれるのだろうか?
夕方からラジオ局に入る。今日はチェンマイの放送局が42周年にあたると言うことだそうで、お祭り騒ぎである。日本の放送局なら開局○○周年の場合、聴取者へのサービスを第一に据えるのだろうが、こちらはまるっきり局内のお祭りで、局前の広場にはゴザが敷かれ、カントークと呼ばれるお膳が並び、局員たちが飲食をしている。仮設のステージもできて歌ったり踊ったりスピーチしたり、、。
今晩の放送も先週に引き続き、あらかじめ用意した進行表を無視するかのように本番中に次々と差込みが入ってくる。そのためにまたしても、私の担当するコーナーが時間切れで割愛されてしまったし、それに進行表で取り決めた内容の1/4も放送できていない。タイの生放送と言うのは実に訳がわからない。
予告なしに現れたゲスト(もちろんスタッフの誰かが呼んできたのだろうが、、)はチェンマイ空港の管制官であった。タイでは良くあることだが、この管制官は女性であった。色白でちょっとふくよかなが、たいそうな美人である。年は30代かと見うけたが、警察署でも、管制塔でも、税関でも、女性が実に上級職についている割合が高い。裁判官も女性が多いそうだ。そろそろ女性の総理大臣が出てもおかしくないような気がする。来月にはロイカトンの祭りがあり、あちこちで手作りの空飛ぶランタンが夜空に放たれるが、これらは航空機の運行に差し支えないのか?との質問に対して、1メートル以内のものなら、航空法上問題ないとのことであったし、「いままでこれで事故が発生したことがない」と仰られていた。
本日ようやくラジオ局のスタッフカードを受け取る。国営放送の番組放送担当者である旨英語で書かれており顔写真付きだが、こうした身分証のような物は英語で書かれているものより、タイ語で書かれているものの方が箔がつくような気がする。でも、ようやくもらえて良かった。
朝食
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ご飯にアスパラとハムの炒め物、焼きサバ、青菜の胡麻和え。 |
昼食
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チーズクリームソースのスパゲティー。 |
夕食
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昼の残りのチーズクリームを使ってドリアもどきを作って食べる。 |
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