旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

３月３０日　火曜日　　　　天気は晴れ　

　昨夜は１０時前に寝てしまったこともあり、今朝はきわめて爽快な目覚めであった。シャワーを浴びてますます気持ちが良くなる。これが健康ってモノなのかなぁなんて感じてしまう。本当なら毎晩夜遅くまで飲んだりせずにさっさと寝てしまえば、本当の健康体になれるのだろうが、夕食後のアルコールにも「これが幸せってモノなのかなぁ」と感じてしまっているので、なかなか改められない。

　航空券の発券を急ぐ。タイ航空などの多くの航空会社が明後日分から値上げする。既にお客様へ料金見積もりを提出しているものもあり、今日明日中に必要なチケットを発券しておかないと、年末のドタバタ同様に大赤字を食らってしまうかもしれない。お客様への最終確認の連絡や、発券指示で慌しい。

　私の元へは電子メールを使った問い合わせが大変多いのだが、ここ数日ウイルスメールが非常に多くなった。大半が仕事用のメールアドレスではなく、ホームページでも使用しているプライベートのアドレスへのメールに問題があり、今日などは１日に20件以上のウイルスメールが届いた。それも大半が私の知らないアドレスからの発信であるが、どうしたことかメールアドレスを見る限りタイ国内在住の日本人の方のメールアドレスと思われるものが半数以上占めている。私も知らないうちにウイルスメールを撒き散らしているかもしれない。もし、私からのウイルスメールが届いているようであったら、是非教えていただきたいと思う。

　Yさんから依頼を受けていたノートパソコンの修理が完了する。結局画面裏の照明装置を交換すると言った大事になってしまった。昼過ぎにYさんにK.K.トラベルへ立ち寄ってもらいパソコンを引き渡す。そしてカウンター越しに世間話をする。Yさんはチェンマイで長期滞在をする日本人として、かなり名の知られたご家族で、沢山の日本から来られた方のお世話をされたりしていらっしゃるが、それがどうも一部で誤解されたり、この誤解が誇張されて伝わったりしているきらいがある。
　もう、何度もこのホームページに書いてはいるが、チェンマイでの長期滞在は、本当に素晴らしいものがあるし、世界中でもっとも住みやすい地でもあると思う。が、どうにも最近の海外長期滞在ブームに乗っかって、不正確または不充分なマスコミ報道ばかりが先行してしまい、ただ物価が安くて、お金を節約できる街として知られてしまっているようである。私のに寄せられる質問でも「月いくらで生活ができるか」と言うことに重点がおかれがちである。Yさんの場合、一部で「メイドを安い賃金で縛り付けこき使っている」と言った噂を撒かれているらしい。確かに、日本の賃金水準から言ったら、当地のメイドに与える給金など激安である。しかし、メイドさんに家庭内の仕事を教え込んでいくと言うのは、一人なんにもできない娘さんに、花嫁修行をさせる以上の努力と忍耐が必要である。もともと日本人が住んでいるような家など見たこともないような環境から来ているのである。掃除のし方も、料理だって、洗濯だって何もわからずに働きに来ているのである。失礼ながら、仕事の覚え方だって、どちらかと言うと鈍いくらいの人が多い。そんな娘さんに、ひとつことつ教え込んでいって、やっと家事の手伝いを任せられるようになるのである。日本の家政婦さんとは元々違うのである。それに、給金だって、地元の賃金水準から言ったら決して安くない。住みこみで住居費や食事代がかからないことを考えたら、十二分に親元へ送金ができるくらいの金額である。K.K.トラベルのメイドより50%以上も高い賃金をYさんは出していた。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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