3月30日 日曜日 天気は曇り 夕方に暴風雨
依頼を受けているADSLのチラシとレモンツリーのメニューを作成する。ADSLの方のチラシは三つ折り、両面印刷で、ほぼ真っ当らしいものが出来上がったが、しかし、盛り込んであるデータについては確認を要する。下の店からもらった資料には、パソコン側の動作環境について何も触れられていないし、マッキントッシュのOSで動くのかどうかも何も書かれていない。書かれているのはもっぱら料金のことばかりで、これでは日本人ユーザーは納得できないだろう。取り合えず、動作環境や性能に関する数値的なものなどは、ブランクとして作り上げる。続いてレモンツリーのメニューだが、こちらは夜中にタイ文字と格闘して、なんとかタイ文字の入力を完成させた。次に料理名の和訳に移り始めたのだが、これがまた私が未だかつて食べたことの無い料理なんかの名前があったりして、辞書を引きながら、どんな料理かを想像する。英語の訳はあるので参考にはなるが、英訳と言うのは、非常に中途半端なものである。野菜炒めひとつとっても、タイには何種類もの野菜炒めの調理法があるのに、すべて英訳では"Flied
vegetable"になっている。これも、日本人向きとしては、もう少し調理法が示されているべきであろう。それと、その料理がどのくらい辛いのかと言うことも、メニューにかかれていると日本人受けするはずである。そんな頼まれもしないことを、あーだ、こーだ、やっているから手間がかかってしまうのだろう。
午後から久しぶりにムアンマイ市場へ野菜の買出しに行く。最近は自炊する機会が減ったと言うか、買い食いこそあまりしないものの、大して調理らしいことをしていなかった。理由は「野菜が無いから」と言うことにして来たが、そろそろちゃんとした食生活に戻さなくてはと、野菜の買出しとなったわけだ。このムアンマイ市場は、午前中と午後とでは、野菜を売っている人の顔ぶれが違う。たぶん、午前と午後の二交代制にっているのかもしれないし、ひょっとしたら夕方からもあって、三交代制かもしれない。本日のお買い得はほうれん草であった。1キロが15バーツ。他にキュウリや大根、キャベツなども安くなっている。このところようやく乾季が開けて、雨が少しは降るようになったから、野菜も瑞々しい。ムアンマイ市場はアメリカ領事館の隣にあって、テロに狙われる確立の高い場所のひとつかもしれないが、米軍のアフガン侵攻当時と比べると、随分と平穏である。あの時はチェンマイのイスラム教徒の人たちが、よく領事館前でシュプレキコールを挙げていたものだ。それに、イラン侵攻の当初は物々しい自動小銃を持った警備がいたが、一週間が過ぎて、いつものダラーとしている警備員だけになっている。
夕方から暴風雨となる。強い風が吹き、雨が降った。電気も明るくなったり暗くなったりと、停電しそうで、NHKの放送は途切れてしまっている。ちょっと不便ではあるが、私たちにとっては歓迎すべき暴風雨である。この嵐も30分ほどで終わり、窓を開けるととても空気が清清しい。今までの埃だらけの汚れたチェンマイの空気が、水分を含んだ新鮮な空気に入れ替わっている。そして、白っぽく霞んでいたドイステープの山もまるで樹木の一本一本が確認できるのではないかと思えるほど、くっきりと見える。ちょうどドイステープの山に日が落ちるところで、高原リゾートの夕方のような感じがした。
夜もレモンツリーのメニュー作りをしていたら、プリンターのインクが切れてしまった。チェンマイではインクが高いから、なんだか買いに行くのが嫌だなぁ。この月末のお金の無いときに(本当は月末、月初関係なく、もともと無収入なのでいつもお金が無いのだが)、出費は避けたいと思っているのに、、。それに明日は車検と車の税金を払いに行かなくてはいけない。
朝食
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六日町名物のへぎそば。 |
昼食
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小屋がけ食堂のバジル炒めライスとマカロニ炒め。 |
夕食
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ご飯とサバの焼き物、酢の物、肉団子。 |
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