6月30日 月曜日 天気は曇り ときどき雨
さて、月曜日。朝一番でお母さんから電話があり、ソウルのタイ大使館へビザの申請に行ったが、ビザ申請は書類不備で受理されなかったそうである。私が属している慈善団体の招聘状では不十分だと言う。この団体はキリスト教系なために、タイ宗教局から外務省宛に推薦状を取り付けていなければ、ビザ申請を受理しないと言う。まったく、よく判らないが、ずいぶんと面倒なことになった。それにそんなことは大使館のホームページに何も書かれていなかったと思うのだが、、。たぶん、韓国の場合、キリスト教団体を名乗ってタイの非移民ビザを申請する連中が多いので、このようなことになっているのだろう。まぁ、いいさ、お母さんのビザなど大して重要ではない。必要となれば、そんな煩いことを言わないペナン島あたりのタイ領事館でビザの申請をすればいいのだから。
午前中、優泰に一年生用の漢字ドリルをやらせる。前半は良かったのだが、後半からダレ始めた。漫然と字を書いているだけで、字体を見ればやる気が入っていないことが一目瞭然である。数ページごとにある復習テストも間違えだらけなのは、本人が覚える気力なくして、ただマス目を埋めていたからに違いない。横で付き合っているだけでも、ストレスが溜まり大変疲れる。漢字ドリル以外に、夏休みスペシャルとして「理科」をおこなう。と言っても、化学の実験とか夏休みの自由研究、朝顔の観察なんて高尚なものではない。補習校から借りてきたバージニア・リーバートンの「せいめいのれきし」を2人して読んで、地球がどのようにして誕生し、そして生命が生まれ、進化してきたかと言ったことを勉強する。そして、地球上の生物は、骨のある動物と、骨のない動物に分けられ、さらに卵から生まれるものとそうでないもの、身体の中に暖かい血が流れているものと、そうでないものと分類できることを学ばせる。インターナショナルスクールの理科(サイエンス)の時間にどんなことを教えているのか知らないが、キリスト教系の学校であるためか、進化論よりも人間も動物も神が作ったものとして教えられている。まぁ、ある考え方としては正しいと思うのだが、日本の理科のテストでは、正解にしてもらえないだろう。
午後から、義姉が購入したアパートの部屋の手入れをする。2週間前に購入してから、一度も足を踏み入れていない。入ってみると、先の居住者が掃除もせずに出て行ったためか、それとも、前のオーナーが部屋の中から売却可能なテレビや冷蔵庫などを無造作に運び出してそのままにしていたためか、室内はかなり散乱している。まずは、部屋や机の上などに散らかっているゴミや空き瓶、クズなどを捨てる。シャワー室からもシャンプーのボトルなどを拾い集める。まぁ、捨てる作業だけは、集めてゴミ置き場へ運ぶだけだから簡単である。しかし、補修作業は別問題である。まず、室内の問題点や故障個所を洗い出す。問題点はずいぶんと出てくる。大きな問題は、ベランダの窓であった。ガラス窓がサッシから外れたままになっている。これをはめ込むのは力仕事になりそうだ。大きな窓なのでガラス窓もやたらと重たい。しかも、取り付けは室内側からではなく、屋外側からでないとはめられない。地上12階のベランダであり、万一サッシごと窓を落としたら大事故になる。取り付け方を良く考えなくては、、。他に、エアコンの室外機が動作しないことも判明。
とりあえず、本日はサッシのゴムパッキンを交換をし、汚れたガラスを磨く。壁紙も張り替えたいのだが、壁紙を売っている店が見つからない、自転車でチャーンプアク周辺の荒物屋を回ってみるが見つからなかった。タイル屋やペンキ屋は沢山あるのだが、、。タイでは壁紙を貼るのはあまり一般的ではないのだろうか?
夕食に、昨晩チェンマイに来たと言う西宮出身のKさんとチェンマイコカでタイスキ鍋を囲む。私のホームページを見て、「何か日本で必要なものはありませんか」とメールを下さったもので、私は遠慮もせずに、濃縮麺ツユが欲しいとお願いしてしまった。そして、Kさんはその麺ツユ以外にも高級な焼酎まで携えてきてくださった。Kさんとはお互いの生い立ちやら、生活や仕事などについて話し合い、ビール、メコンウイスキー、焼酎とずいぶんと沢山飲んでしまった。
朝食
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ご飯と味噌汁、昨夜の残りのスパゲティーサラダ。。 |
昼食
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春巻きとモチ米。 |
夕食
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コカにてタイスキ。 |
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