旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

４月２８日　日曜日 　　　天気は晴れ　夕方に一時暴風雨　

カドスアンケウショッピングセンターで１０時からポケモンショーがある。優泰と同じ学校に通う日本人の子供たちも誘って見に行く事になっている。何時もなら午前１０時などという時間帯はショッピングセンター内のテナントもまだ半分くらいしか開いてなく、建物内も閑散としているのだが、今日は続々と親子連れがショッピングセンターに吸い込まれている。私はどうせどこかのテナントの店先に仮設ステージでも置いて、着ぐるみショーとサイン会程度だろうと考えていた。しかし、どうもそんなレベルではなさそうな事が、気がしてきた。そう言えば今朝優泰が見ていたチャンネル９のアニメ番組の中でも、タレントたちが「今日はチェンマイに行くから、チェンマイの良い子達待っててね」みたいな事を言っていたっけ、、。

優泰の友達たちとはステーキハウス・シズラーの前で待ち合わせた。子供が８人、保護者である大人が４人だ。会場の４階へ誘導され、奥へ進むと、巨大なコンベンションホールがあった。そして、もう既にほとんど満員の状態だ。ホール内はステージや照明、音響設備はあるが、座るべきイスがない。みんな床にそのまま座るようだ。ホールの後ろに日本人一行は陣取り、開幕(但し幕はなかった)を待った。

タイのショー関係は前座がやたらと長い。このポケモンショーもそうであった。内容は大体以下のようであった。

デジモンの名前当てクイズ　ドラエモンとドレミちゃんも登場
ドラエモンの歌と踊り
アニメ番組のタレントの歌と踊りのショー
大玉投げゲーム
参加者をステージにあげての踊りのコンテスト

ここまでで既に１時間である。私は優泰が少しでも見やすいようにと、膝に載せてやっていたが、固い床の上に座り、重たい優泰を膝の上に載せるのは、まるで拷問を受けているようだ。そして、ようやく本番のポケモンショーが始まる。ちゃんと舞台美術も配して、スモークや火薬、花火なども使った大掛かりな着ぐるみショーであった。内容はほとんど私の理解を超えていたが、ひとつだけ「これはやはりタイだ」と感心したものがあった。ストーリー中で登場人物どうしがワイをして挨拶をしているのである。もっともポケモンはワイをするには手が短いのか、お辞儀だけであったが、、。子供たちはほとんど総立ちとなり、私は優泰を床に座ったまま肩車をしてやった。今度はやたらと背骨が痛くなった。終わりは１２時近く。数千人の親子連れが一斉に外へ出ようとするのだから、大混雑である。日本人御一行もここで親子毎にバラバラになってしまった。

午後からは延々とチャーンプアクバスターミナルのWeb作成に取り組む。今日の作業行程はタイ文字と運行スケジュール表の作成。今日中に終わらせようとしたが、欲を出してバスの運行ルートマップまで作ろうとしたので、今日中には仕上げができなかった。

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(2015年5月からのブログ)

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