旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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5月26日 月曜日    天気は晴れ    

 腹の具合は不調を極めている。これはトレイ通いが収まるまで食事を食べないほうが良さそうだ。昨夜も夜通し腹痛に悩まされたし、今朝も30分とおかずトイレに立たなくてはならない。いったい何がいけなかったのだろう。せめてもの救いはお母さんと優泰には何も異常がないことだ。

 午前中に、これから日本語を教えることになるワタノー校からコピーしてきた学習指針を読むことにした。すべてタイ語で書かれた資料が15ページほどある。私の語学力ではとても読みこなせるものではないが、辞書を引きながらでもなんとか「だいたい何が書かれているだろうか」くらいは事前に確認しておかなくてはならないだろう。大変な作業である。私の知らない単語がほとんどだし、辞書のページをめくっても、その語が名詞なのか動詞なのか、はたまた修飾詞なのかも判然としない。熟語も沢山出てくるのだが、そうした熟語が辞書に出ていなかったり、辞書にある語句にはほとんど用例が書かれていない。そんな辞書でも日本で税別で一万円も払って買ったものである。そこへいくと、英和辞典というのは本当によくできていて、用例や説明も充実している。辞書を引きながら書類に目が通せる前提条件としては、辞書を引かずとも全体の7割以上の単語が理解できるような場合に限られるのではないだろうか。私のように半分もの単語に辞書を必要としていたら、辞書にでてくるいくつもの語意がこんがらがっていったい何について書いてあるのかさえも解らなくなってしまう。
 そうした苦労をして、8割以上は想像力だけに頼って理解したところによると、学校側は「ひらがな」「カタカナ」は言うに及ばず、漢字さえも100文字程度を習得させて、日本語の簡単な本を読め、内容を理解し、説明できる程度までを求めている。たった週1回の日本語クラスでそこまで求められても、無理な話である。これでは、生徒たちに成績をつける前に、私が到達目標に大きく離れてギブアップしてしまいそうだ。この辺のところは明日学校へ行って教務の先生に確認してみよう。

 午後になっても体調の悪さは変わらないが、昨夜から何も食べていないので、トイレに駆け込むこともなくなった。細菌性の腹痛だと、何も食べていなくても便意を催すものだが、今回は細菌性のものではないことは確かなようで安心した。これならば特に薬を飲むこともないだろう。もう少し辛抱すれば治りそうな気もする。
 歯医者に予約が入っているので、お母さんを歯医者へ連れて行く。この時間帯の患者はお母さん一人だけのようであった。今日は男性の歯科医が担当し、虫歯を削り取ってくれる。削った後には日本製の薬をつけてくれるのだが、これが私が以前東京の歯医者で使っていたものと同じ紫外線を当てると固まると言うもの、歯科医療の現場では、国による違いはないかのようだ。が、本日は治療費も高かった。日本の治療費(保険3割負担と考えて)より少し高い金額であった。

 夕方近くなって、もうお腹の具合がドウコウの前に、空腹でフラフラする。午後からはトイレにも立っていないし、もう治ったものと判断して、白粥を作って食べてみる。食べてみたところ、美味しく感じるし、食後2時間ほどたってもお腹がゴロゴロすることはない。これなら夕食を食べても大丈夫だろうと思い、夕食にはいつも通りの食事をとってみる。まったく、この24時間腹痛には悩まされた。やはり軽い熱射病だったのだろうか、、。ラジオ局にも通常どおり入ったが、今日を持って月曜日の放送からは降板させてもらう。来週からは木曜日の一本だけに集約させてもらうが、木曜日も誰かに代わって欲しいところだ。

朝食
食べられず。
昼食
午後4時頃になって白粥。
夕食
中国豆腐の煮物。
 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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