とてもよく熟睡できたが、でもまだ眠たい気もする。24時間運転して、一晩寝てもまだ眠り足りないなどと言うことは、タクシーの運転手にはなれそうにないな。
優泰の補習校は弁当を持参する日である。本日作った弁当はオニギリにスパゲティー、フライドチキンで作るのは私の担当である。もっともフライドチキンはアパート前に毎朝来る店から買ったものだし、スパゲティーのソースだって缶詰のものだ。オニギリに具は何も入っていない。優泰は梅干など食べないし、シャケやタラコなどとても手が届かない。それでも具の何も入っておらず、薄い塩味に、海苔を巻いただけのオニギリでも優泰はよく食べる。一方、午後になって、優泰に弁当を全部食べたかどうか確認すると、フライドチキンを残したと言う。アパートに戻って弁当箱を開けてみると、別にチキンなど残っていない。そして、チキンの骨まで消えてなくなっている。シャワーを浴びている優泰に「食べ残したチキンどうした?」と確認すると、「ゴミ箱に捨てた」と言う。買ってきたものとはいえ、ゴミ箱に捨てられるとはとても残念である。どうも優泰には物を大事にすると言った気持ちがかけているようだ。家庭内で、私もお母さんも人一倍モノを大事にしているのだが、たぶん、優泰が3歳位の頃に親戚関係からオサガリのおもちゃ類をとんでもない量で送られていたことが問題だったのではないかと私は考えている。今でも、誰かからプレゼントされたおもちゃなども、2、3時間遊んだかと思うとすぐに飽きてしまい、投げ出したままになってしまう。補習校の先生からもナクシモノが多いし、カバンや教科書を床に散らかしたままにしていると注意を受けている。
ビートルのフロントフードの開閉具合が悪い。先週あたりから開閉レバーを引いてもなかなかフードが開かないと言った問題が生じていたが、ダマシ騙しやって来た。ところが今日はもうだめである。まるで開こうとしない。私は力まかせに引いてみたり、ユサユサと揺さぶってみたがちっとも開こうとしない。いつものビートル専門の修理屋に持ち込んでみたが、「今日は忙しいからできないよ」と連れない応答をされる。しからば、自分でやってみるかと、何度もフロントフードの取っ手を引っ張ったりしていたら、とうとう手に豆はできるし、手の甲は擦り剥けるしで、ろくなことにならなかった。やっぱり一人じゃ無理かと判断し、別の修理屋を探す。チャーンプアク門の裏あたりにあった塗装屋に何台ものビートルが並んで塗装を受けていた。修理屋ではないが、ここならビートルに明るそうだと思い、相談をしてみたら、快く受けてくれた。修理は30分ほどで完了。フードのカギの部分にあたるバネが弱くなっていたそうだ。バネを引っ張って伸ばしたら治ったよと言う。修理賃は200バーツとけっこう高かったが、まぁ仕方ないだろう。
夜、カムインハウスで夕食にする。いつもは北タイ式の床での食事だか、今回はテーブル席についてみる。テーブル席も落ち着いてなかなか良い。お客は少なく、静かだし、けっこうだ。それに他のお客は皆タイ人の小グループばかりなのも良い。以前のように観光客風や駐在員の接待姿が見られなくなり、ますます隠れ家的雰囲気に磨きがかかっている。もっとも経営的には厳しくなっているのだろうが、、。
朝食 |
ご飯と目玉焼き、海苔の佃煮。 |
昼食 |
日本のインスタントラーメン(醤油味)。 |
夕食 |
カムインハウスにて、ソムタム、北タイ・オードブル盛り合わせ、雷魚の姿揚げ、空芯菜炒め、海老のすり身揚げ、イカの挽肉詰め赤カレー煮。デザートにもち米のマンゴー添え。 |