旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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7月25日 日曜日    天気は晴れ、ときどきにわか雨 

 ワタノーでの補講を昼過ぎまでこなす。全20課で構成されているテキストも既に18課に突入。私の責任もまもなく完了できるなぁ(ただし、11:00からの講座はまだ10課)、とホッとしようとしていたら、受講生から「第2巻では『文字』も始まるんでしょ」と先制攻撃を受けてしまった。実は以前からも受講生から時間枠を拡大して文字を習いたいと言われつづけており、多忙を理由に断って来ていたのだが、困ったものである。「いゃー、このテキストが終わったら、もう講座もお終いだよ」とは受講生の目を見たら言えなくなってしまう。まったく、困ったものである。「文字はねェ、独学でも学べるものだからさぁ、、、」と適当な答えをしたが、どうしよう。生徒たちに補講を実施しているのは楽しいが、日曜日の4時間が、毎週縛られていると言うのも、辛いものがある。

 午後からK.K.トラベルに入り、仕事をこなす。体力的な疲れも多少は引いてきたようで、仕事がはかどりそうなのだが、そう言うときに限って手間のかかる仕事が持ちこまれる。K.K.トラベル近くのSPホテルの経営者から「マレーシアからVIPが来るのでチェンマイでの観光コース企画書を作って欲しい」と依頼される。VIPだろうが、なんだろうが、コースなら簡単だが、企画書は難しい。観光ツアーであっても、企画書の場合、何をアピールするか焦点と言うかテーマを絞り込んで、作らないとピンボケの企画書になってしまう。画像もふんだんに(?)必要だし、、、。が、困ったことを発見した。マレーシアからのVIPと言っても、マレーシアは複合民族国家で、イスラム教のマレー人、ヒンドゥー教のインド人、そして中国人までいる。つまり、それぞれの民族が喜ぶポイントが違うはずなのだが、どこの民族かがはっきりしない。さらに、宗教によって食べ物のタブーもあるわけで、いやはや、結局3通りの企画書を用意するハメになってしまった。この作業だけで午後の時間を使いきってしまった。本日も公開日記をアップできず。

 夕食には帰ってこられたIさんとコカで夕食を取る。Iさんはお手伝いさんを探されている。以前にもお手伝いさんは来ていたし、その人に頼めば良くやってくれるはずなのだが、「メシが美味くないんだよネェ」とIさんが言う。「味噌汁がさぁ美味しくないのよ」「それにパゲッティ、どうしてこんなに甘くしちゃうのかなぁって感じ、それとパスタも茹で過ぎでさぁ、夕食がスパゲティーの時なんか、もうウンザリしちゃうんだよ」と言う。そこで、お母さんが「だったらコカのラーさんに来てもらったら、日中の時間だけ家政婦の仕事をしたがっていたから」と言い出して、然らばと、ラーさんとの面会をするべくコカへやって来たのである。しかし、ラーさんにしたところで、日本人の家の家政婦などしたことが無いだろうし、日本語もわからなければ、料理もできないだろう。果たして勤まるものかどうか気がかりであったが、明日からもう働いてもらうと言うことになってしまった。 

朝食
もりそば。
昼食
バジル炒め。
夕食
コカにてタイスキ。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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