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3月22日 月曜日    天気は晴れ 

 優泰の成績表を受け取り、学校で先生との面談が午前中に予定されている。今回も気が重い。他の生徒たちは成績表を先週末の段階で渡されているが、優泰だけは渡されていない。その理由について学校側からレポートが来ており、優泰は図書室の本を借りたまま返却しておらず、罰金が計上されている。本を返して、罰金を払えば成績表を渡すと言うのである。なんだか、どんな関係になっているのかわからないが、とにかくそう言うことらしく、まずは優泰の事情聴取から始める。
 「図書室の本はどうした」と聞くと、「さがしたけど見つからなかった」と答える。が、調べていくと、無くしたことを学校側にも届けていないことが判明。
 学校で、面談前に図書室に立ちより、事情を説明したところ、弁償することとなった。タイで出版されている本ではないし、輸入書なので値段も安くない。つくづく、優泰にはもう少し気をつけてほしいものだとため息が出る。
 面談に際して、成績表を受け取るが、これ以上は下がり様も無いと思われる成績表が、どうしてこうも隙間を埋めるかのように、まだ評価を下げられる科目を見つけ出して下げてくれるのかと、深呼吸をしなくては、ため息もつけないような内容であった。先生からのコメントも手厳しい。まったく午前中から気分を重たくしてくれる。成績も問題だが、授業態度が最大の問題で、いったい彼は授業中に何をしているのだろうかと訝しく思う。
 帰宅後に、優泰になぜこうも成績が落ちるのか話し合いをした。すると、「難しいことをやるから、わからなくなって、つまらないから遊んでしまう」のだそうだ。典型的な落ちこぼれ路線であろう。が、わからないから、遊んでしまうと言うのも必ずしも、原因ではないだろう。むしろ、それは結果であって、彼が授業中ちゃんと先生の言うことを聞いていたりすれば、わからないようなレベルではない。遊んでいるからわからなくなっているものと思われる。家で勉強をさせているときも、課題をこなすと言うより、時間が過ぎるのを漫然と待っているようなところがある。そしてダラダラと時間ばかりが過ぎ、「もう、イイから晩ご飯食べなさい」とか「もう、明日にして寝なさい」と言われるのを待っているように私には見える。優泰にかけているのは、時間を有効に使うと言う能力なのだろう。

 夕食には、久しぶりにプーカム交差店近くの屋台ラーメンへ行く。半年振りくらいだろうか。相変わらず店は繁盛していた。メニューに追加メニューができたかどうかは気がつかなかったが、簡単な写真入のメニューができていた。そしてご飯モノの値段がちょっと値上がりしていた。以前は49バーツだったと思うが、いまはほとんどが55バーツになっている。味のほうは、相変わらず日本人の舌には甘ったるいが、まぁ値段が値段だから、文句は言えまい。タイ人客が大半だが、タイ人の家族連れは寿司やお刺身の盛り合わせなどを注文しているケースが多い。いったい彼らは刺身を美味いと思って食べているのだろうか?それとも、イメージ先行で食べているのだろうか?

朝食
日本のインスタントラーメン。
昼食
赤カレー炒めご飯。
夕食
ラーメン屋台にてカツどん。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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