旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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6月22日 土曜日    天気は晴れ

 先週私は補習校の当番であったので教室のカギを持ちかえっている。そのため朝一番に学校へ行ってカギを開けなくてはならない。8時半少し前に補習校に着くともう今日の当番の方が先に来て待たれていた。
 補習校の4年生の教室のガラス製横引き扉が上手く開閉しなくなっている。確認してみると扉の下のレールから車輪が外れている。ビートルからドライバーを持ち出してきて修繕をする。先週も4年生の扉を治したばかりである。
 七夕も近いので教室の壁には七夕祭りの飾り付けがされていた。優泰の書いたと思われる願い事の短冊も見つかったが、書かれているのを読んで首をひねってしまった。文字を丁寧に書いていないのと、改行を反対にしてある。他の子供たちの短冊は、「これが小学校低学年が書いたものだろうか?」と疑うほど立派な字を書いている。優泰はアルファベットを書かせても丁寧に書かないので、後になると自分本人でも読めなくなってしまうことがある。しかし、何故かほとんど読めないタイ文字だけはとても上手に書く。幼稚園での3ヶ月がよほど効果的だったのだろうか?

 今日の補習校は午前授業だけなので、昼前にお母さんを連れて学校へ迎えに行く。そしてそのままメーピン川沿いで昼食を食べ、チェンマイで植物専門に扱うカムティアン市場へ行く。先日アロエを探しに来て、この市場の凄さに感動していたので、散歩がてらにお母さんに植物市場を見せてあげようと思った。
 市場の中をビートルで一回りした後、車から降りて少し歩いてみる。蘭の専門店、椰子の専門店、ハスの専門店、サボテンの専門店などどこもエクステリアにも気を遣って、なかなか立派な店が並んでいる。大規模な植物園にでも入ったようだ。何軒かの店の中に入り、なるべく取扱が簡単そうな観葉植物を3鉢買う。私は本当はちょっと大きいけれど、観葉のバナナの鉢植えが欲しかった。ベランダにでも置いたら、どんなに気持ちが良い事であろうかと想像したが、、。買いたいとは言い出せなかった。

 夕食にはエアポートプラザのクーポン食堂へ食べに行くことにした。ここのクーポン食堂には韓国料理のテナントも入っているので、韓国料理でも食べさせてあげようかと思ったのである。もっとも、タイのショッピングセンターにあるクーポン食堂であるから、はじめから韓国人相手に本場の韓国料理を食べさせようといったポリシーをこのテナントが持ち合わせているとは考えられない。あくまでもタイ人の味覚受けする事を前提とした味付けのはずである。
 お母さんが注文したのは、テジブルコギ(豚焼肉)定食であった。このメニューは最近はタイ料理の食堂でも時々見かけるほどポピュラーになってきている。タイ語ではムーカウリー(韓国の豚)と表記されていた。お母さんも何度か口にしているはずだが、ポピュラーになっていると言う事は、それだけタイ料理化が進んでいて、本場から遠のいていることを示すわけだ。タイの食堂で食べていた時は「美味しい」と喜んでいたお母さんだが、韓国料理のテナントでこれを一口食べて「テジブルコギじゃない」と言いだし、ほんの一口かじった肉片まで紙に包んで吐き出す始末。結局この料理は私が食べる羽目になってしまった。昨日が豚鍋で、今日も豚焼肉とちょっと食傷してしまう。本当は野菜たっぷりのビビンバが食べたかったのだが、、。お母さんは海苔巻を注文して、それを少し摘んだ。優泰は即席麺を炒めた鉄板ヤキソバ風のものを食べていた。

 夕食後、アマリリンカムホテル前の夜店外へ立ち寄った。お母さんはここで黒いスカートを2着買った。優泰はゼンマイ仕掛けのミニカーとアイスキャンディーを買った。ふたりともそれぞれ満足げであった。私はペットを売っている夜店で子犬とじゃれた。お母さんは動物嫌いである。 

朝食
私はパンとタイの日清焼きそば。 優泰とお母さんはフレンチトースト。
昼食
メーピン川沿いのそば屋でワンタン麺チャーシュー山盛りとカニチャーハン。ここのバミー(中華風の黄色い細麺)は麺も具もスープもウマイ。他所よりちょっと高いがそれだけの価値あり。
夕食
エアポートプラザのクーポン食堂へ行って食べる。
 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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