2月22日 土曜日    天気は晴れ    

 夜半に、薬の効果が出たのか、熱も下がり、体がだいぶ楽になったので、とても嬉しかったのだが、それもつかの間、朝には薬の効果が切れたのか、再び熱が上がりだしてきた。昨日病院でもらった薬の袋をよく調べたら、飲み忘れている薬が一種類見つかった。朝食後、その薬を含めて6粒もの錠剤を飲み下したら、急激に体がだるくなり、眠たくなってきた。まいったなぁ、これから、それでなくても体にムチ打って、優泰を補習校まで連れて行かなくてはならないところなのに、、。自分で、自分の頬にビンタを食らわせて、部屋を出る。
 私より、先に部屋を出ている優泰がいつまで待っても駐車場に現れない。薬が効いて意識がはっきりしていないので、車をゆっくりしか運転できないから、早めに出発しなくてはならないのに、優泰の奴はいったい何してやがるんだ。しばらく待ってもやって来ないので、エレベーターホールまで降りてみたら、優泰はベンチに座ってくつろいでいた。まったく、なんて奴だ、、、。イライラとはっきりしない意識のために、駐車場脇から伸びていたスチールワイヤーにビートルのフェンダーを引っ掛けてしまい、フェンダーが大きく歪んでしまった。この金欠状態に大散財である。

 補習校に優泰を送り込んで、そのまま補習校の駐車場にビートルを止めてリアシートで眠り込んでしまう。もう、眠さに我慢ができなかったのである。11時に目を覚まし、補習校に戻る。今日は給食当番をやらなければならない日である。前もって具合が悪くなることが分かっていたら、誰かに交代してもらうよう手はずを整えておくところだが、私としてもこんなに病気が長引くとは考えておらず、無理を押してでも当番に立たなくてはならなくなってしまった。おまけに、給食の準備をする時刻になっても、当番は私を含めて3人しか来ていない。全部準備が終わって、給食を配る段になってようやく残りの二名がやってきた。本日の給食メニュー、、、パン、野菜炒め、魚フライ、コーヒー牛乳、、ちょっと内容的に寂しい感じもする。給食の後片付けで食器類を洗い終えたらば、もうフラフラであった。

 帰宅後、補習校での優泰の授業態度に対して説教をしたらば、さらに疲れてしまった。優泰のたるみ具合は学校でもヒドイようで、まともに授業を受けている様子ではない。気分は完全にソゾロになっている。が、説教中に体力の限界をきたして、私はベッドに倒れこんでしまった。その後、お母さんが優泰の宿題を見始めていたようなのだが、優泰の非協力的態度に、お母さんまで泣き出してしまう始末。夕食の準備もできないと言うことなので、向かいにあるコカへ行ってタイスキ鍋を囲んで食べる。いつもなら楽しいはずのタイスキ鍋も湿りがち。「優泰がそんなに勉強が嫌いだったらどうするの、、」と言うことになり、「そんなに勉強が嫌いなら、キックボクジングのジムにでも行って、修行しなさい」と言う話まで飛び出した。最終結論は、明日自発的に勉強をして、週末の宿題をこなさなかったらば、もう学校へ行かせないと言うことに決まった。もちろん、自発的に、勉強に取り組むことなど無理な相談なので、私とお母さんは、深夜遅くまで、少しでも楽しく勉強できそうな教材をそろえる作業に追われることとなった。

 

朝食

ご飯に豆腐と玉子のソボロ。

昼食

クオッティオうどん。

夕食
コカにてタイスキ、ビールなし。

 

前日へ  翌日へ