9月21日 金曜日
朝ご飯に、お母さんと優泰はタイ製のモチを焼いて食べる。タイで作られたモチは日本の物と比べ、プックリと膨れ上がることが無いようだ、柔らかくはなるが、粘りにも欠ける。
優泰を学校へ送り、銀行へ行ってお母さんの銀行口座を開設する。タイ軍人銀行で8千バーツを預金する。これから毎月生活費をやりくりしてもらい、どんどん貯金を増やしてもらいたいものだ。あわせて優泰の英語の補習授業料を払い込むために旅行小切手を10万円分を両替する。為替でドルが安くなってきたため、1万円で3760バーツほどになった。両替率としては今まで出最高だった。これからも円が強くなってくれると、こちらとしても助かるのだが、、。
10時半過ぎにお母さんはオーキッドホテルで子供会の知り合いと待ち合わせがあると言って出かけていった。昼食も取ってくると言う事なので、私はひとりアパートの部屋にこもって日記の更新をしたり、テレビを見たりする。昼食には昨夜のビーフシチューの残り汁をスパゲティーにかけて食べる。ソースとしては少し味が薄いようであった。
午後、ビートルが埃だらけとなっているので、水をかけて洗ってやる。このところ雨が降っていないので、ビートルは土埃が車体全体にこびりついてしまっている。水をかけ、スポンジで擦り、布で水気をふき取ると、だいぶ綺麗になった。まぁどうせすぐに街を走れば埃だらけとなるのだろうが、、。
2時に学校へ行き、補習授業料を払い込む。さっき両替したばかりの札束が綺麗に消えてしまった。優泰とアパートへ戻ろうとすると、また何か買って欲しいと言う。朝渡した小遣いで買うように言ったところ、お金をどこかに落としたと言う。本当かどうか疑わしいが、仮に落としたとしても、それは優泰の責任なのだから、「お父さんは買ってやらない」と断言し、今後このような理由で、おねだりをさせないように釘をさしておく。
アパートへもどるとお母さんも帰ってきていた。そしてしばらくすると、ノートも部屋へあがり込んできて、優泰と遊び始めた。
夕方、優泰と2人で少し泳ぎ、水から上がって、夕食を買いに出る。昨夜の残りのシチューだけでは足りないので、小屋がけ食堂で野菜のオイスターソースいためとカイヤッサイ(タイ式のオムレツ)を作ってもらう。料理をしてもらっている間に、またもタイ製の清酒「忍」を買いに行く。15バーツの値段はまったく、うれしくなる。
前日へ 翌日へ
|